株式市場概況
本日のTOPIX指数は前日比+9.48ポイント(+0.62%)の1544.89ポイントで取引を終えました。前日は円高ドル安の影響で安くなりましたが、本日はドル高円安の展開からドル円が115円台に戻す場面があったことが好感され、日本株は戻りを試す展開となりました。
業種別では小売、パルプ紙、電気ガスが強く、その他製品、非鉄金属、鉄鋼が弱含みました。スタイルインデックスではマザーズ、が上昇率トップとなり、それに日経平均、コア30、グロースが続きました。
個別では日中に新端末スイッチの発売価格(29,980円)と時期(3月3日)を発表した任天堂(7974、前日比‐1,450円、終値23,750円)と売り込まれました。昨日決算を発表したファーストリテイリング(9983、前日比+420円、終値38,430円)は、営業利益が予想を上回っていたため、一時株価は39,380円と3.5%以上上昇する場面もありましたが、引けは前日比で1%強上昇と伸び悩みました。こちらも昨日決算を発表した7&Iホールディングス(3382、前日比+382円、終値4,832円)は、予想を上回る好決算を発表し、大幅高となりました。
中国の貿易収支(12月)は408.2億ドルと予想を大きく下回りました。輸出が前年比‐6.1%、輸入が+3.1%と堅調だったことが、貿易収支の低下につながりました。
本日、米国では大手銀行の決算が予定されており、動向が注目されます。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比15.78ポイントの978.36ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は126(57.8%)、下落銘柄数は83(38.1%)、変わらずは9(4.1%)、騰落レシオ(25日)は106.13、売買代金は前日比-89億円の872億円となりました。
上昇寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比180円、終値4600円)、そーせいグループ(4565、前日比260円、終値13520円)、CYBERDYNE(7779、前日比33円、終値1698円)となり、下落寄与度上位銘柄はリミックスポイント(3825、前日比-28円、終値242円)、UMNファーマ(4585、前日比-55円、終値519円)、マイネット(3928、前日比-230円、終値3170円)、売買代金上位はアスカネット(2438、前日比300円、終値1624円)、メタップス(6172、前日比-330円、終値3575円)、そーせいグループとなりました。
アスカネットは二日連続でストップ高となりました。米国の家電見本市CESのBMWのブースで同社のAIプレートを搭載したHolo Active Touchが発表されたことが好感されています。
マザーズ先物は前日比19.5ポイントの975.5ポイントで一日の取引を終えました。出来高は162枚でした。
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