JGBトレーディングフロア(2017年1月18日)

(10:10)
日銀買いオペ通告 5-10年、10-25年、25年超。
http://www3.boj.or.jp/market/jp/stat/of170118.htm

(12:00)
落札結果
http://www3.boj.or.jp/market/jp/stat/ba170118.htm

(17:30)
トランプ次期大統領のドル高けん制報道がリスク回避の動きを強め、国内債券も上昇して始まるも、為替・株式が戻り歩調となり、じり安の展開となった。10年債は先月に0.10%まで上昇して以降、金利低下の局面でも0.05%を下回ると跳ね返る動きが続いており今回も同様の展開。日銀買いオペなど好需給は意識されるが、積極的に上値を買う向きは見られない。

本日の国債利回り


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

トランプ氏の大統領選勝利後の各国の株価動向(2017年1月13日まで、ドル建て)

トランプ氏の大統領選勝利後、主要国で株価の上昇が見られています。しかし、ドル高の動きもあるため、短銃な数値の比較ではどの国の株価が最も強くなっているのか捉えにくくなっています。そこで、各国の株価をドル建てに変換し、その動向を見てみました。

株価は選挙動向を織り込んでいない11月8日の終値を100としました。動向を示したのが下のチャート1です。

現在の値上がり率を見ると、本国である米国の値上がりがトップ、それに英国、欧州、日本と続きます。そして中国は11月末まではラリーに連動していたのですが、12月以降は独自の動きとなり、11月8日と比べて下落する結果となっています。

為替動向も見ておきましょう(チャート2)。これも11月8日を100として指数化したものですが、各国の為替動向と比較して日本円の売られ方がきついことが分かります。人民元(紫+□)の下落が良く取り上げられますが、2%ほどしか下げておらず、Brexitで通貨安が取りざたされている英国ポンドの下落も同程度であることが分かります。

本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。

光世証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

英国のメイ首相の会見を前にリスクオフの動きが継続(2017年1月17日)

株式市場概況

TOPIX指数は前日比‐21.54ポイント(‐1.41%)となり、1509.1ポイントで一日の取引を終えました。英国のメイ首相の会見を今晩に控え、リスクオフの動きが強くなりました。ドル円でも、朝方の1ドル=114円20銭レベルから1ドル=113円50銭まで円高ドル安となり、リスクオフの動きが見られました。日経平均株価は節目とみられる19,000円を割込み、引け値ベースでは12月8月以来の安値水準となりました。

セクター別では全セクターが下落し、水産・農林、不動産、建設など内需系の下げが大きくなりました。一方、下げが小さかったのは鉄鋼、非鉄、海運と市況関連でした。スタイルインデックスも全て下落しました。東証1部上昇銘柄の下落が大きく、マザーズや東証2部の下落が小さくなりました。

個別では、昨日、RIZAPグループが子会社化を発表したジーンズメイト(7748、前日比+80円、終値289円)がストップ高し、ヘッドマウントディスプレイに超音波診断画像を3次元表示する医療機器システムの開発にめどをつけたと報道された菊池製作所(3444、前日比+150円、終値1,048円)とこちらもストップ高しました。受注が7ヵ月ぶりに前年同期比マイナスとなった大和ハウス(1925、前日比‐123、終値3,094円)は下落幅が大きくなりました。

英国メイ首相の会見は日本時間の20時45分より行われる見通しです。それでトレンドが一段と強化されるのか、反転のきっかけとなるのか、見極めたいところです。

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比-6.86ポイントの965.16ポイントと下落して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は77(35.3%)、下落銘柄数は136(62.4%)、変わらずは5(2.3%)、騰落レシオ(25日)は101.13、売買代金は前日比373億円の1177億円となりました。下落した割に売買代金は市場活況の目安となる1,000億円を超えてきています。これまでドル高の流れから小型株を売り、大型株に乗り換えていた投資家の資金の逆流が起こっている可能性があります。

下落寄与度上位銘柄はCYBERDYNE(7779、前日比-37円、終値1631円)、ミクシィ(2121、前日比-40円、終値4495円)、アスカネット(2438、前日比-187円、終値1566円)となり、上昇寄与度上位銘柄はメタップス(6172、前日比420円、終値3820円)、アンジェス MG(4563、前日比23円、終値259円)、モルフォ(3653、前日比190円、終値6100円)、売買代金上位はGunosy(6047、前日比61円、終値2061円)、メタップス、リファインバース(6531、前日比-530円、終値6960円)となりました。

メタップスは前日に発表した決算で第1四半期が営業黒字となったことが好感され、上昇率が大きくなりました。アンジェスMGは11時半に高血圧DNAワクチンに関する特許が国内で成立したことを発表したことが好感され、買われました。

マザーズ先物は前日比-1ポイントの964ポイントで一日の取引を終えました。出来高は268枚でした。

本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。

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JGBトレーディングフロア(2017年1月17日)

(12:45)
財務省: 20年債入札結果
http://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/nyusatsu/resul20170117.htm

(17:30)
トランプ次期大統領就任式を週末に控える中、英国のEU離脱をめぐる不透明要因が加わり、株安の動きから債券相場はしっかりの展開。
ただし積極的に売買は限られ,様子見の色合い濃く、まずまずだった20年債入札も低ボラティリティを前提としたロールダウン効果を狙った入札が主体とのこと。

本日の国債利回り


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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ハードブレグジット予想からリスクオフの展開に(2017年1月16日)

株式市場概況

TOPIX指数は前日比‐14.25ポイント(‐0.92%)の1530.64ポイントで一日の取引を終えました。15日(日曜日)の英国の新聞が、英国のEU離脱が強硬なものになるかも知れないと報道したことにより、為替が円高気味に推移したことや、財務省が日本郵政株を最大1.4兆円規模で売却すると日経が13時過ぎに報道したことなどが嫌気されました。また、朝方に発表された日本の11月の機械受注が弱く、機械株が弱かったことも重しとなりました。

セクター別では空運のみが上昇しました。下落が大きかったのは鉄鋼、海運、鉱業でした。インフラ投資期待から買われていたセクターの下落が大きくなっています。スタイルインデックスは全て下落となりました。指数間の差はそれほどありませんでした。

個別では、売り出し懸念から日本郵政(6178、前日比‐72円、終値1,408円)と安く、年始に大分製鉄所で火災のあった新日鉄(5401、前日比‐110.5円、終値2,558円)は、工場の全面復旧が9月との見通しを13日に発表したことが嫌気され下げました。米国での賠償と罰金が10億ドルになると前週報道され、株価が反発していたタカタ(7312、前日比‐112円、終値949円)と大幅安となりました。

今晩の米国市場は休場となります。明日17日にメイ英首相の演説があり、Brexitに関して注目されます。

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比-6.34ポイントの972.02ポイントと下落して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は80(36.7%)、下落銘柄数は129(59.2%)、変わらずは9(4.1%)、騰落レシオ(25日)は103.94、売買代金は前日比-68億円の804億円となりました。

下落寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比-65円、終値4535円)、そーせいグループ(4565、前日比-210円、終値13310円)、CYBERDYNE(7779、前日比-30円、終値1668円)となり、上昇寄与度上位銘柄はGunosy(6047、前日比400円、終値2000円)、ベイカレント・コンサルティング(6532、前日比150円、終値1086円)、アスカネット(2438、前日比129円、終値1753円)、売買代金上位はアスカネット、Gunosy、リファインバース(6531、前日比1000円、終値7490円)となりました。

Gunosyは13日引け後に、17年5月期の営業見通しを前期比2.5倍に上方修正したことが好感され、大きく買われました。

マザーズ先物は前日比-10.5ポイントの965ポイントで一日の取引を終えました。出来高は744枚でした。

本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。

光世証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会