マザーズ市場デイリーレポート(2016年9月2日)

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マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比+0.54ポイントの911.04ポイントで取引を終えました。上昇銘柄数は97(43%)、下落銘柄数は110(49%)、変わらずは17(8%)、売買代金は674億円と前日比で48億円増加し、マザーズ市場の騰落レシオは89.8に増加しました。

指数上昇寄与度上位銘柄はサイバーダイン(7779)、モバイルファクトリー(3912)、エニグモ(3665)、下落寄与度上位銘柄はそーせい(4565)、ミクシィ(2121)、ヘリオス(4593)となりました。

IPO概況

本日新規上場したベイカレント・コンサルティング(6532)は、公募価格2,100円より1037円安い1963円で寄付きました。その後も公募価格まで戻すことなく、引けにかけて垂れ、結局公募価格比173円安の1,927円で取引を終えました。仮条件下限で公募価格が決まっていたため、値動きが不安視されていましたが、その通りになりました。来週はIPOはなく、その翌週の14日にはデジタルアイデンティティ(6533)、カナミックネットワーク(3939)、串カツ田中(3547)の3社が、16日にはジャスダックスタンダードにノムラシステムコーポレーション(3940)が新規上場します。8月31日に上場したデファクトスタンダード(公募1,630円)も初値は2,300円と高く始まりましたが、その後三日連続陰線で本日の引け値は1,860円となっています。これまではIPOに応募し当選すれば利益が確定したような相場が継続していたため、IPO銘柄が今一つの状況が継続するのか、注目したいところです。

マザーズ指数先物動向

マザーズ指数先物は、前日引け比-1.5ポイントの905ポイントで取引を終えました。出来高は230枚、前日建玉は3,306枚となっています。

本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。

光世証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2016年9月2日)

(10:10)
日銀買オペ通知 1-3年・3-5年・10-25年
http://www3.boj.or.jp/market/jp/stat/of160902.htm

今月第1回目の日銀買いオペは25年超の買入れを見送ったことで、JGB先物は一時151円00銭まで20銭超の急落。9月会合でイールドカーブを立てる(スティープ化の)ための地ならしかと思惑も働く。5日の黒田総裁の講演にますます注目が集まりそう。

(12:00)
落札結果
http://www3.boj.or.jp/market/jp/stat/ba160902.htm

(17:30)
来週6日(火)の30年債券入札が焦点。ここで、超長期債の落着きどころが確認できるか。
一方で入札の中期ゾーンへの影響は限られ、年限10年以下の債券と長期ゾーンで分断した動きがみられるかも。

引け後の国債利回り
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イールドカーブの推移
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 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

投資部門別売買状況(2016年8月4週)

マザーズ市場
8月4週、マザーズ指数は前週末比で2.11%下落し、894.14ポイントと900を割り込んで引けた週でした。
現物のマザーズ市場の状況は海外投資家が51億円売り越し、それを個人(+40億円)と自己(+14億円)が買い越しました。先物でも海外投資家は2.2億円売り越し、個人が1.88億円買い越しました。

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2市場1部・2部
8月4週、TOPIXは前週末比で0.5%下落し、1287.9ポイントで引けました。ジャクソンホールでのイエレンFRB議長の講演を前に、小動きな展開となっていた週でした。
現物株では海外投資家、事業法人、信託銀行が買い越し、自己、投資信託が売り越しました。一方、先物では自己、投資信託が買い越し、海外投資家が4,804億円と大きく売り越しました。
差し引きでは海外投資家が売り越し、それを自己と信託銀行、事業法人が買いました。海外投資家は現物先物合わせて、8月1週は7,324億円、3週は3,091億円、4週は3,090億円と8月を通して大きく日本株を売り越しました。それを4週と同じく自己、信託銀行、事業法人が買い向かい、8月の日経平均は前月比+1.9%と若干ながらも上昇となりました。
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マザーズ市場デイリーレポート(2016年9月1日)

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マザーズ市場概況

東証マザーズ指数は前日比+6.59ポイント上昇し、910.5ポイントで取引を終えました。上昇銘柄数は112(50%)、下落銘柄数は101(45%)、変わらずは11(5%)、売買代金は626億円と前日比で60億円減少、騰落レシオは86.7となりました。

指数の上昇寄与度上位銘柄はサイバーダイン(7779)、エナリス(6079)、ヘリオス(4593)、下落寄与度上位銘柄はそーせい(4565)、ミクシィ(2121)、グリーンペプタイド(4594)となりました。

 

マザーズ先物

マザーズ先物は前日比5ポイント高の906.5ポイントで取引を終えました。出来高は303枚、前日時点の建玉は3,349枚となっています。

 

9月のマザーズ市場

2003年以降のマザーズ指数のパフォーマンスを見ると、9月の平均は-1.42%と冴えないものとなっております。しかし、10月から1月の平均はプラスになっていることから、9月に仕込み、1月に売るのが過去の値の平均から導かれる、取るべく投資行動です。また、9月は3月、12月に次ぎIPOが多い月となっています。今年はすでに12件のIPOが発表されています。これは2006年以来の多さです。しかも現時点で10件がマザーズ上場です。そのため、マザーズから資金が引かれる動きが続くでしょう。しかし、過去のケースから見ると、ここでの買いが有効な手段なのかもしれません。

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本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。

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2016年9月の相場見通し

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 9月は4,5日にG20があり、6-8日に東アジアサミットなどがあります。安倍首相は2日に日ロ首脳会談行い、東アジアサミットで日米首脳会談もある模様です。また月末には日銀政策決定会合(20,21日)、FOMC(同)も控えます。
 米国ではレイバー・デイが終わると夏休みが終わるといわれます。今年のレイバー・デイは9月5日となります。ちょうど雇用統計の発表が終わり、利上げを織り込むか否かというところに、休みを終えて気力に漲った大口の投資家たちも戻ってきます。そのため、雇用統計の値が良い場合、9月のFOMCにおける利上げを織り込みに、派手に動く可能性があります。
 これまでは年内の利上げは1回との見通しでしたが、9月に行われるとすると年内2回というのがコンセンサスになります。そうすると為替はドル高方向に動き、債券利回りは若干上昇します。そうすると米国株は若干安くなりますが、日本株は強いというここ最近の流れが強化されるでしょう。
雇用統計の前哨戦とされるADP雇用統計は予想を若干上回る流れとなっており、市場は9月の利上げを織り込みに動き始めています。一先ずは今週末の雇用統計後の動きに乗りたいところです。

本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。

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