JGBトレーディングフロア(2016年8月9日)

(08:30)
本日の30年債入札は引き気味か。
「国債購入の修正」と日経新聞が報じるなど、引き続き、9月の総括的検証以降の日銀スタンスがどうなるか不明。とはいえ、金利水準的には、4月月末の日銀会合への追加期待でフラットニング進み、会合直前に弾けた時のレベル(0.42%)にあり、足元での調整は済んでる感もある。
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(10:00)
30年既発債で0.43%の出合いあり。入札軟調ならば0.47%までの金利上昇もありえそう。この場合、同レベルの金利上昇となれば10年債は0%近辺、JGB先物=150.60(+オーバーシュート)までの下落に。

(13:00)
30年入札は好調な結果に終わった。
平均落札価格 96.71円 0.4240%
最低落札価格 96.50円 0.4320%
テール21銭 応札倍率.3.07倍。
http://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/nyusatsu/resul20160809.htm

(18:00)
30年入札は順調に通過したが、超長期ゾーンに底打ち感まだ見られない。金融政策に対する見極めがつくまで停滞続けば、中・長期ゾーンの戻り(利回り低下)も限られるか。
テクニカル的には、朝方の売りで76.4%押しの150.92円がサポートになり、後場反騰後の押し目でも23.6%押しの151.49円がサポートに。
今のところ、8月2日安値の150.66円から3日の戻り高値151.75円のフィボナッチリトレースメントが働いている模様。
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引け後の国債利回り
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 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

マザーズ市場デイリーレポート(2016年8月9日)

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マザーズ指数は前日比+11.16ポイントの900.38ポイントで取引を終了し、5日ぶりの上昇となりました。上昇寄与度上位銘柄はそーせい(4565)、CYBERDYNE(7779)、フリークアウト(6094)、下落寄与度上位銘柄はミクシィ(2121)、中村超硬(6166)、ITbook(3742)でした。上昇銘柄数は134、下落銘柄数は71、変わらずは17となりました。

 

中村超硬は5日引け後の決算発表で、下方修正を発表し、2日連続でのストップ安となりました。いちよし証券が目標株価を5500円から1700円に引き下げたことも嫌気されているようです。

 

直近IPO銘柄の動向はまちまちな展開となりました。引け後の決算では、駅探(3646)が平成29年3月期第2四半期の営業利益の見通しの75.9%引き上げることを発表しており、明日の動向が注目されます。

 

東証マザーズ先物は898.5ポイントと前日比+8.5ポイントとなりました。出来高は280枚と大幅に減少しました(前日の出来高は791枚)。また、本日のマザーズ先物は理論価格より安く取引される時間帯が多くなりました。

 

明日は引け後に、指数の寄与度が高いそーせい、CYBERDYNEの決算発表があるため、動きにくい展開となるかも知れません。決算発表予定は8月5日分のマザーズ市場デイリーレポート(http://kosei.co.jp/wordpress/?p=563)をご覧ください。

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マザーズ市場の投資部門別売買動向(現物・先物)

マザーズ指数の投資部門別売買動向が日本取引所のサイトで公表されています。そこで、7月第3週(7月19日~22日)と第4週(7月25日~29日)の売買動向を見てみます。

(先物の投資部門別売買動向:http://www.jpx.co.jp/markets/statistics-derivatives/sector/index.html)

(現物の投資部門別売買動向:http://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/investor-type/index.html

第3週から取引が開始された先物に関して、第3週、第4週共に傾向として、個人は、売買代金シェアは大きいですが、ポジションに偏りがないということ、海外投資家が2週連続で大きく売り越したこと、その売りを自己売買が買ったことが分かります。先週まで先物の取引価格は現物指数に対して安くなっていたのですが、ここから、安いところで売り越していたのは、海外投資家ということが分かります。

前週から先物が理論価格辺りで取引されるようになってきており、売買動向に変化が表れている可能性があり、今週の動向の発表も注目です。

現物に関しては、第3週は個人、投資信託の売りに対し、海外投資家、自己の買い越し、第4週は自己、海外投資家の売りに対して、個人が買っています。

先物投資部門別売買動向(7月3週 7月19日~7月22日)20160703-mothers-future

先物投資部門別売買動向(7月4週 7月25日~7月29日)

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現物投資部門別売買動向(7月3週 7月19日~7月22日)

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先物投資部門別売買動向(7月4週 7月25日~7月29日)

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マザーズ市場デイリーレポート(2016年8月8日)

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東証マザーズ指数は前日比-28.07ポイントの889.22ポイントで取引を終えました。上昇寄与度上位銘柄はイー・ガーディアン(6050)、モブキャスト(3664)、フリークアウト(6094)、下落寄与度上位銘柄はミクシィ(2121)、そーせい(4565)、CYBERDYNE(7779)でした。マザーズ市場全体の上昇銘柄数は73、下落銘柄数は141、変わらずは8となりました。

サイバー監視やデータ分析のイー・ガーディアンは、8月1日の決算の後強い展開が継続しており、本日はついにストップ高となりました。モブキャストは5日発表の決算で、前年比で赤字幅が縮小したことが好感されました。ミクシィは5日発表の決算で、想定以上の業績の縮小がみられたため、売り優勢の展開で大きく下落しました。

直近上場銘柄はほとんどの銘柄が下落しており、中小型株ホルダー心理の悪化が感じられます。

マザーズ指数先物は前日比29ポイント安の890ポイントで取引を終えました。出来高は791枚と金曜の478枚から増加しました。前日時点の建玉は3,092枚と8枚減少となっています。

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JGBトレーディングフロア

(08:30)
 7月28、29日に開催した金融政策決定会合の「主な意見」を8:50に公表する。9月の「総括的な検証」に向けて、今後の金融政策の行方を探る。内容次第では、市場も反応する動きに。
http://www.boj.or.jp/announcements/calendar/index.htm/

(08:50)
 金融政策決定会合における主な意見(7月28、29日開催分)
http://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/opinion_2016/opi160729.pdf

(総括的な検証)
・2%の「物価安定の目標」をできるだけ早期に実現する観点から、「量的・質的金融緩和」導入以降の経済・物価動向や政策効果について、次回会合で総括的な検証を行うことが適当である。
・ この3年で経済・物価は大きく好転したが、「物価安定の目標」 は達成できていない。2%の早期実現に何が必要かという視点 から総括的な検証が必要だ。
・ 「物価安定の目標」達成のための具体的な政策対応を考えるうえで、「量的・質的金融緩和」導入以降の経済・物価動向や政策効果について総括的な検証が必要である。

(17:30)
引け後の国債利回り
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