JGBトレーディングフロア(2025年3月3日)

債券は下落。日銀の利上げ観測が引き続き根強い中、米長期金利が時間外取引で上昇し、売りが優勢だった。
前週末に株価が大きく下落しリスク回避で債券が買われた反動となるも、売り一巡後は様子見となった。明日4日に10年債入札を控えていることや、5日の内田日銀副総裁の講演があり、その内容を見極めたいとする動きで投資家は様子見姿勢が強めたようだ。

【メモ】
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 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

 

JGBトレーディングフロア(2025年2月28日)

債券相場は上昇。2月の東京都区部CPIが市場予想を下回ったことや、米国の関税政策を巡るリスク回避の流れを受けて買いが優勢だった。トランプ米大統領が中国に10%の追加関税を課すと表明したことや、米国での半導体関連株の急落を受け、国内株も幅広いセクターに売りが出て大きく下落し、リスク資産対比で債券は売りにくい状況だった。また、週末を控えて、米国の関税政策でさらにネガティブな情報が出ることにも警戒感が強まった。

【メモ】
東京都区部 2025年(令和7年)2月分CPI
[総合]前年同月比は2.9%の上昇、 前月比0.3%の下落。
[生鮮食品を除く総合指数] 前年同月比は2.2%の上昇、 前月比0.1%の下落。
[生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数] 前年同月比1.9%の上昇 、前月比0.2%の上昇。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2025年2月27日)

債券相場は下落。日銀の利上げ警戒で売りが優勢だった。この日の2年国債入札は市場予想に比べて弱めの結果になり、一時下げ幅を拡大した。前日の米国金利に沿う形で先物の夜間取引も高く引けていたものの、朝方伝わったG20での三村財務官の発言(日本銀行の政策に対する市場の見方と「齟齬はない」)が売り圧力となったようだ。
日銀利上げ継続に対する市場の警戒感は変わっていないと中、財務官の発言は「政府が日銀の利上げをけん制せず、利上げしやすい環境にあるとの思惑にもつながりやすかった」との見方。

【メモ】
☆2年債入札(470回、CPN0.8%)落札結果
最低落札価格99円93銭5厘(0.833%)、平均落札価格99円94銭8厘(0.826%)、応札倍率3.16倍(前回4.06倍)、(事前予想価格99円94銭)


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JGBトレーディングフロア(2025年2月26日)

債券相場は上昇。米国で消費者信頼感指数の落ち込みを受けて米長期金利が低下した流れを引き継いだ。
ただ買い一巡後は、この日の定例オペ結果で中期ゾーンの売り需要が示されたこともあり、引き続き日銀の利上げへの警戒感から上げ幅を縮小した。足元では植田日銀総裁の発言(長期金利が急激に上昇する場面では機動的に国債買い入れの増額等を実施する)をきっかけに買い戻す動きが強まった形だが、この日は定例買入オペが通知された10時10分を境に先物の上昇がピークアウトしたため、一部思惑的な(オファー額の増額)動きもあったのではとの声も聞かれた。
もっとも賃金や物価の上昇を背景に日銀が夏までに利上げするとの見方を揺るがす材料は出ておらず、近いうちに再び金利上昇を試す局面に入るとの見方のようだ。

【メモ】
☆日銀買入オペ3-5年3000億円、5-10年3250億円、10-25年1500億円、物価連動債500億円。応札倍率は、それぞれ4.20、2.77、1.74、3.93倍。


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JGBトレーディングフロア(2025年2月25日)

債券相場は上昇。米長期金利が連日で低下したほか、日銀の植田総裁による国債買入れ増額発言(21日国会答弁)を受けて相場が反転した流れを引き継ぎ、買いが先行した。その後、この日の流動性供給入札が市場で期待されたほど強い結果とならなかったことで上げを縮小する場面があった。
根強い追加利上げ観測は残るものの、夏前の追加利上げを前倒しで織り込む動きは一巡し、米金利低下や植田総裁の発言を受けた買戻しの流れがまだ継続しそうとの見方。中短期ゾーンもこれまでのフラットナ-(利回り平たん化)の解消など買いが優勢のようだ。

【メモ】
☆流動性供給入札(424回、残存期間15.5年超39年未満)落札結果
募入最大利回り較差 -0.024%、募入平均利回り較差-0.039%、応札倍率2.49倍(前回3.17倍)


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