JGBトレーディングフロア(2020年7月17日)

債券相場は超長期債を中心に上昇。国内外の新型コロナ感染拡大懸念やまた米中対立の先鋭化への懸念などで、リスクオフの動きは継続している印象。その中で来週21日の20年利付国債入札についても、足元での利回り上昇で投資家需要を強めるとの見方が広がり、買いにつながった。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1-3年4200憶円、3-5年3500憶円、5-10年4200憶円、物価連動債300憶円(金額据え置き)。応札倍率は3.59倍、2.85倍、2.63倍、5.19倍。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2020年7月16日)

債券相場は上昇。新発10年債利回りは3週間ぶりの低水準をつけた。昨日の会見で日銀黒田総裁が、YCCによってイールドカーブ全体を低位安定させることや国債の積極的な買入を行うことなどをあらためて強調したことで、くすぶっていた国債増発による需給懸念は後退、この日の中期債対象の流動性供給入札が順調な結果となったことを好感した。また、東京都の新型コロナウイルス新規感染者が過去最多の報道が伝わり、リスク回避の買い圧力もかかったようだ。

【メモ】
☆流動性供給入札(314回1年超5年以下)入札結果
最大利回り格差-0.007%、募集平均利回り格差-0.008%、応札倍率3.76倍(前回3.29倍)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2020年7月15日)

債券相場は超長期債を中心に下落。午後に予定されている黒田日銀総裁の会見で、イールドカーブのスティープ化を促す発言が出ることへの警戒感が売り圧力を強めた。一方、日銀金融政策決定会合は現状維持が伝わるも、織り込み済みから材料視されなかった。その後、黒田総裁の会見で、国債増発もYCCで金利上昇を防げる等の発言を受けて先物が夜間取引で若干買われた。(152円22銭)

【メモ】
黒田総裁会見内容(Bloomberg引用)
「今年度はマイナス成長、来年度は強く回復、22年度も持続的成長経路に戻っていく。UかVかとか見方はあるが、緩やかだが着実に戻っていく」
・社債・CP買い入れは市場規模から見て大きなものでないので、社債市場の機能低下は議論になっていない
・設備投資は比較的堅調。消費やサービスは感染の心配がなくならない限り完全には戻らない。モノ消費や生産は底を打った
・必要であれば躊躇なく追加緩和行う。特別プログラムの拡充や長短金利のさらなる引き下げなどさまざまな手段がある。担保拡充は必要あれば考えていくが、今の時点でさらなる拡充は必要と考えていない
・景気回復が十分でない期間が長引くと、資金繰りやソルベンシーの問題が出てくることもあるが、これらの問題解決は日銀の役割ではない
・今の段階でソルベンシー問題は大きくなく、倒産自体もまだ低い状態で、現状心配していない。デフレに陥ると今のところ懸念していない
・超長期金利の過度の低下は保険などの運用利回り低下につながり経済活動に悪影響を及ぼす可能性がある
・イールドカーブ全体を低位に安定させることが最も重要で、当面国債の積極的な買い入れが必要リスクプレミアムの過度な拡大は良くないということでETFの買い入れを弾力的に行う
・YCCの枠組みは金融緩和効果発揮する上で重要、経済・物価の刺激効果を発揮してきた。政府が国債増発した場合、金利上昇はYCCの下で防ぐことができる
・2%の物価目標は適切、手段も適切で、見直しは考えていない、など。


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金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2020年7月14日)

債券相場は上昇。新型コロナウイルスの感染拡大懸念が再び強まる中、この日は、国内株も値下がりし、リスク回避の動きが買い圧力を強めた。ただ明日の日銀金融政策決定会合の結果公表と黒田総裁の会見を控えて、積極的な動きは限られた。イールドカーブはパラレルに下方シフト。

【メモ】
☆流動性供給入札(313回5年超15.5年以下)入札結果
最大利回り格差-0.007%、募集平均利回り格差-0.008%、応札倍率3.9倍(前回3.28倍)


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JGBトレーディングフロア(2020年7月13日)

債券相場は下落。米市場での新たな新型コロナウイルス治療薬のへの期待によるリスク選好の流れを引き継いだほか、先週末に買戻しの動きが活発だった超長期ゾーンに再び売り圧力が掛かりイールドカーブはスティープ化した。
15日には日銀会合後の黒田総裁会見が控えるが、前回の会見時(6月16日)から比べて、上昇した超長期ゾーンの利回り水準について(20年+5bps、30年+6bps、40年+8bps程度)の回答待ちのようだ。引き続き過度のフラット化をけん制すれば、超長期債にネガティブに働くとの見方。


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