JGBトレーディングフロア(2021年3月12日)

債券相場は下落。来週の日銀金融政策決定会合で行う政策点検に対する警戒感がくすぶる中、前日の好調な20年債入札で大きく上昇した超長期債中心に、その反動で売りが出た格好。ただこの日の日銀オペでは5-10年長期債の応札倍率がやや低下し、先物が強含む場面も見られた。その先物は月曜日の取引最終日を前に6月限に移行した。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1年以下1000億円、1-3年4000億円、5-10年4200億円、25年超300億円(金額据え置き)。応札倍率はそれぞれ2.51、2.00、1.64倍、4.89倍。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2021年3月11日)

債券相場は大幅高。昨晩に日銀の政策運営を巡ってややマーケットにネガティブな記事が配信され夜間取引で先物が下落、その流れを引き継ぎ、安く始まったがこの日の20年債入札が順調だったことで買い安心感が広がった。超長期債を中心に買い進まれ、利回り曲線はフラット化した。

日銀会合前の来週15日に取引最終日を迎える先物3月限と6月限のスプレッドもやや拡大傾向。

【メモ】
☆20年債入札(175回リオープン,CPN0.5%)落札結果
最低落札価格99円65銭(0.519%)、平均落札価格99円75銭(0.513%)、応札倍率3.40倍(前回3.13倍)。(事前予想中央値100円65銭)


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JGBトレーディングフロア(2021年3月10日)

債券相場は上昇。前日の米長期金利が低下したことに加えて、日銀の雨宮副総裁の発言を踏まえても来週の金融政策決定会合での政策点検では、長期金利の許容変動幅は維持されるとの見方が強まり、買いが優勢になった。
ただ、あすに20年債入札を控えていることや、今晩と明日の夜の米国債入札の行方も警戒されており、その動きは限定的だった。


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JGBトレーディングフロア(2021年3月9日)

債券相場は下落。日銀の雨宮副総裁が前日、長期金利の変動幅拡大を一定程度容認する発言をしたことを受けて、来週の金融政策決定会合で行う政策点検を巡り不透明感が再び強まったことが背景。この日の5年債入札も積極的な応札は限られ、低調な落札結果となった。ただその後のマーケットへの影響は限られ、先物はやや下げ幅を縮める展開となった。

【メモ】
☆5年債入札(146回リオープン,CPN0.1%)落札結果
最低落札価格100円74銭(-0.054%)、平均落札価格100円78銭(-0.062%)、応札倍率3.25倍(前回3.49倍)。(事前予想中央値100円78銭)


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JGBトレーディングフロア(2021年3月8日)

債券相場は反落した。米景気の回復期待を背景に米金利高懸念が根強く残る中、前週末に日銀黒田総裁の発言を受けて長期金利が大幅低下した反動もあり、売りが優勢の展開となった。また、日銀の雨宮副総裁講演がこの日の夕方にオンラインで講演を行い、「緩和効果が損なわれない範囲内で金利は上下に動いてもよい」との見解が伝わり、先物3月限は夜間取引で、再び151円台を割れる動きとなっている。(17:30)

【メモ】
☆日銀雨宮正佳副総裁主な発言(引用元:Bloomberg news)
「より効果的で持続的な金融緩和実施していくことが課題」
「緩和効果が損なわれない範囲内で金利はもっと上下に動いてもよい」
「必要な時に長短金利の引き下げを的確に行う方針」
「さらなる低金利は、金融仲介機能に影響を及ぼす可能性がある」
「長短金利の引き下げは、金融仲介機能に及ぼしうる影響にも配慮しつつ実施できるようにしておくことが適当」
「市場機能と金利コントロールの適切なバランスに工夫余地」
「現在はイールドカーブ全体を低位で安定させることが重要」

ETF買い入れに関して:
「局面による効果の違いをさらに分析する」
「必要な時に思い切って積極的な買い入れを行うことで、最大限の効果を上げる運営を行っていくことができないか考えたい」


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