マザーズ市場デイリーレポート 2016年7月6日号

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東証マザーズ指数は2日連続の下落となり、前日比-3.09%の1010.6ポイントで1日の取引を終えた。前日の海外市場が弱くなったことから、大型株が大きく下落したこと(TOPIXは前日比-1.79%)や、前日の引け後にバイオ銘柄2社でネガティブなニュースがあったことからバイオ関連銘柄が弱くなり、下落が大きくなった。

マザーズ指数は上昇38銘柄、下落179銘柄、変わらず7銘柄となった。下落寄与度上位はそーせい(4565)、CYBERDYNE(7779)、ナノキャリア(4571)、上昇寄与度上位はミクシィ(2121)、アドウェイズ(2489)、データセクション(3905)だった。

マザーズ指数寄与度上位

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明日はソフトウェアのテストを行っているSHIFT(3697)の決算発表がある(2016年8月期第3四半期決算)。

 

アンジェスMG(4563)は、NF‐κBデコイオリゴ アトピー性皮膚炎治療薬(軟膏製剤)の国内第Ⅲ相臨床試験の結果(速報)において、プラセボ投与群との間に統計学的な優位さが示されなかったことを発表した。アンジェスMGの株価は前日比18.4%安(100円安)の443円とストップ安となった。

 

日本化薬(4272)は自社で開発している、抗がん薬内包高分子ミセルNK105の第Ⅲ相臨床試験で、主要評価項目が達成されなかったことを発表した。ナノキャリア(4571)は、日本化薬にパクリタキセル内包高分子ミセル技術をライセンスしており、NK105の開発に期待がされていた。ナノキャリアは今朝、見解を発表した。内容はこのライセンス契約は初期段階の技術導入であり、現在試験中のNC‐6004などの研究は進んでおり、同社への影響は軽微とした。ナノキャリアの株価は前日比15.3%安(190円安)の1,050円となった。

直近IPO銘柄の動向

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マザーズ銘柄決算発表予定

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各インデックスの動向

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