JGBトレーディングフロア(2018年9月6日)

(17:30)
5年以上10年未満を対象にした日銀買いオペは、先の中期債同様、事前の予想通り500億円増額の4500憶円のオファーが通知され、これにより大幅な減額修正への警戒はとりあえず後退した格好。引続き好需給が相場を支える流れが続くか。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは1年以下500億円/5-10年4500億/物価連動債200億/2(5-10年で500憶円増額、その他は据置き)。応札倍率は、2.46倍/3.13倍/5.02倍

☆日銀片岡審議委員講演(神奈川県金融経済懇談会)
現行の政策のもとで物価のモメンタムが強まっていく可能性は低く、目標を早期に達成できるほど十分に高まってはいない。
長期金利がある程度上下に変動することを許容する政策変更を、物価見通しが引き下げられる現時点では行う必要がない。
10年以上の幅広い国債金利を一段と引き下げることで、需給ギャップの拡大ペースを高めて、家計・企業の行動変化をさらに強く後押しする施策が必要。コミットメントについては、予想インフレ率そのものの拡大を促すべく、「予想物価上昇率に関する現状評価が下方修正された場合には、追加緩和手段を講じる」と予想インフレ率の低迷を許容しない姿勢を明確にする必要。


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