ここ最近訪日外国人の増加とともに、ドラッグストアの売上や株価が上昇していることはご存知だと思われます。
あらたはそのドラッグストアを主体とする企業に、商品を卸す会社です。また商品の営業・管理から店舗での広告戦略、棚の並べ方などまで様々な付加価値を提供しています。
業績
2015年度こそ消費増税の影響で落ち込んだものの、その後は業績は順調に伸びており、純利益を見ると2015年度11億円、2016年度32億円、2017年度48億円となりました。
2017年3月期第1四半期の業績
8月2日に第1四半期の決算発表が行われました。前年比で伸び率は低下しましたが、営業利益で20%以上の堅調な伸びとなっています。業績見通しに対する進捗率も高く、第2四半期の決算発表前には上方修正期待が高まるため、株価の上昇が期待できます。
カテゴリ別売上高
同社の売上で最も大きいのはHealth & Beuatyです。具体的にあげると化粧品、石鹸・入浴剤などの美容品となります。その他に注目したいのはペット用品です。同社にはペット用品の卸売会社も連結子会社にあります(ジャベル株式会社)。
株価動向とトレードアイデア
第1四半期の決算発表を受け5,000円を超える場面もありましたが、今年に入ってほぼ倍に株価がなっていることから利食い売りも見られ、その後は上値の重い展開となっています。
第2四半期の決算発表は11月上旬に行われる予定であり、そのひと月前である10月上旬頃に同社株を仕込めば、上方修正狙いの買いが入るところで利食いが行えるかもしれません。決算発表後のボトムである4,500円辺りで指値を持っておき、それが約定しない場合は指値を上げたいところです。
もう少し時間軸を伸ばされたい場合は100日移動平均線辺りで買い指値など良いでしょう。
本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会