(12:45)
財務省:5年利付国債(第132回)の第Ⅱ非価格競争入札結果
http://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/nyusatsu/resul20170608a.htm
(17:30)
本日の5年債入札は、まずまずの結果となり、先物も安く始まった午前の取引から持直しの動きに繋がるかに見られたが、日銀が異次元緩和の出口戦略について、これまで「時期尚早」として言及を避ける姿勢から、今後は説明による市場と対話に修正する主旨の内容が関係者の話として伝わると、一時、前日比45銭安の150円30銭迄売られる軟調な展開となった。
足元で中短期ゾーンの利回り上昇が続き、異次元緩和の継続に不透明感も漂う中での報道だったので、出口戦略の議論=即テーパリングとの連想で、やや過剰に反応したようにも思われる。よって明日の買いオペ(5-10年及び10年超)でのオファー金額の修正の有無、また水準次第で指値オペの発動など日銀の動向に注目集まろう。