マザーズ市場デイリーレポート(2016年7月25日)

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東証マザーズ指数は前日比+4.43ポイントの930.23ポイントと小幅上昇となった。金曜日の夜に、「スマホゲーム「ポケモンGO」のリリースによる収益の影響は、現在発表されている利益見通しに織り込み済みであり、見通しを変更する場合、また発表する」というリリースを、任天堂が行った。同社株は大幅安で寄り付き、14時頃にはストップ安となり、関連銘柄も売られた。それらの銘柄からの乗り換えから、朝方はマザーズ市場に資金が流入し、強い展開となったが、その動きも長続きしなかった。

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上昇寄与度上位銘柄はミクシィ(2121)、そーせい(4565)、ナノキャリア(4571)。下落寄与度上位銘柄はフリービット(3843)、ユナイテッド(2497)、AppBank(6177)だった。ミクシィはアニメとなっていた「モンスターストライク」が映画化され、12月から公開されるというニュースが材料視され、上昇幅が大きくなった。「ポケモンGO」向けデータ通信の1年間の無料化や、27日付でのマザーズから東証1部への市場変更を要因に上昇していたフリービット(3843)が下落寄与度トップとなった。「ポケモンGO」関連として物色されていたAppBank(6177)はストップ安となった。

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東証マザーズ指数先物は918ポイントで取引を終了。出来高は585枚と前日比で若干増加、建玉は2,200枚と前日比+194枚となった。朝方はそーせいやCYBERDYNE、ミクシィの株価反発から一気に上昇する場面もあったが、その後は冴えず弱含みの展開となった。現物指数とのかい離は継続し、依然として10ポイント以上安く推移している。

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直近IPO銘柄は冴えない展開が継続。マザーズ銘柄の決算発表は27日から本格化する。

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