株式市場概況
日本株は若干の下落となりTOPIX指数は前日比‐0.14%の1609ポイント、日経平均株価は‐0.03%の20,170円で一日の取引を終えました。
前週末注目されていた経済指標である米国の非農業部門雇用者数(5月)が、予想を大きく下回る13.8万人(前月分+21.1万→+17.4万人)となったことにより、米国の金利が低下し、ドルが売られたことによりドル円が1ドル=110円中盤となりました。
その他、週末にロンドンブリッジでテロがあり、本日の昼頃にはサウジアラビア、バーレーン、アラブ首長国連邦、エジプトの4か国がカタールを、「テロを支援している」という理由から国交を断絶することを発表しました。地政学的リスクが意識されるような動きがありましたが、株式市場は特に気にしていない様子でした。
セクター動向は値上がりが14、値下がりが19、上昇率が大きかったのはその他製品、小売り、食料品、下落率が大きかったのは鉄鋼、輸送用、海運となりました。内需ディフェンシブが強く、円高ドル安の動きから輸出関連が弱くなりました。スタイルインデックスではマザーズ、グロース、東証2部など小型株が強く、下落はTOPIXバリュー、コア30、ラージ70など大型株となりました。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比12.37ポイントの1122.64ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は154(65.0%)、下落銘柄数は73(30.8%)、変わらずは10(4.2%)、売買代金は前日比-247億円の1226億円と前日比で減少しました。
上昇寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比170、終値7,170)、モブキャスト(3664、前日比150、終値1,137)、サイバーステップ(3810、前日比450、終値3,420)、下落寄与度上位銘柄はリミックスポイント(3825、前日比-113、終値777)、インフォテリア(3853、前日比-139、終値1,061)、ソレイジア・ファーマ(4597、前日比-30、終値532)となりました。売買代金上位銘柄はインフォテリア、リミックスポイント、イグニス(3689、前日比405、終値4,985)でした。
マザーズ先物は前日比9ポイントの1124ポイントで一日の取引を終えました。出来高は184枚でした。
本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会