株式市場概況
週末に北朝鮮のミサイル実験が再び行われたものの、前週末の米国株と商品価格の上昇を好感し、本日の日本株は上昇しTOPIX指数は前日比+0.51%の1567.65ポイント、日経平均株価は+0.45%の19,678円で取引を終えました。売買代金は2兆円に届かず、市場は閑散としていました。
セクター別では値上がりが30、値下がりが2、変わらずが1でした。上昇率が大きかったのは鉄鋼、その他金融、不動産、下落したのは海運、医薬品となりました。スタイルインデックスではマザーズ、東証2部、TOPIXラージ70と小型株の上昇が目立ちました。
本日は4月の日本の貿易収支が発表され、輸出(前年比)は+7.5%(前月+12%)、輸入(同)は+15.1%(前月+15.8%)、貿易収支(季節調整後)は976億円(前月1,722億円→1,064億円)でした。対中輸出が伸びる一方で、原油価格の上昇が輸入を押し上げ、貿易黒字は縮小する結果となりました。対中輸出は電子部品が堅調でした。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比16.26ポイントの1073.71ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は177(75.3%)、下落銘柄数は49(20.9%)、変わらずは9(3.8%)、売買代金は前日比-229億円の898億円と前日比で減少しました。
上昇寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比180、終値6,850)、ドリコム(3793、前日比183、終値1,871)、Gunosy(6047、前日比87、終値2,134)、下落寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565、前日比-130、終値11,000)、ジーエヌアイグループ(2160、前日比-9、終値430)、ソレイジア・ファーマ(4597、前日比-20、終値607)となりました。売買代金上位銘柄はドリコム、サイバーステップ(3810、前日比420、終値2,720)、ソレイジア・ファーマでした。
マザーズ先物は前日比12ポイントの1063ポイントで一日の取引を終えました。出来高は105枚でした。
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