株式市場概況
TOPIX指数は前日比+1.49ポイント(+0.1%)は1557.09ポイントとほぼ変わらずとなりました。米国株は最高値を更新したものの、日本株は金融機関などからの期末前の売りにより、上値が重い展開となりました。
セクター別では海運、鉄鋼、繊維などの上昇率が大きく、不動産、その他金融、パルプ紙などが弱く推移しました。スタイルインデックスではラージ70の上昇が最も大きく、コア30が最も弱くなりました。指数間の前日比は+0.3%から-0.02%と日に日に小さくなっています。
相場の価格変動が小さくなった後は突然大きくなる傾向があります。本日引け時点の日経VI指数は16.98と、直近の安値である2014年7月の14ポイントよりは小さいものの、どのように変動していくか注意したいと思います。
個別株では昨日自社株買いを発表した楽天(4755、前日比+97円、終値1129.5円)が上昇した他、その動向が注目される東芝(6502、前日比+41、終値224.7円)は、半導体メモリー事業にアップルが関心を持っているとの報道から大幅高しました。
本日引け後の開示では、バンダイナムコホールディングス(7832)が平成29年3月期の期末の一株当たり配当を、前回発表の12円から42円に引き上げると発表しました。同社株の明日の動向が注目されます。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比0.93ポイントの1033.79ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は115(50.7%)、下落銘柄数は99(43.6%)、変わらずは13(5.7%)、売買代金は前日比-35億円の1158億円と前日比で減少しました。
上昇寄与度上位銘柄はアスカネット(2438、前日比208、終値2,135)、CYBERDYNE(7779、前日比22、終値1,742)、WASHハウス(6537、前日比1,120、終値8,400)、下落寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565、前日比-250、終値13,390)、Gunosy(6047、前日比-85、終値2,405)、ジーエヌアイグループ(2160、前日比-13、終値288)となりました。売買代金上位銘柄はアカツキ(3932、前日比-200、終値5,610)、JMC(5704、前日比341、終値2,492)、アスカネット(2438、前日比208、終値2,135)でした。
マザーズ先物は前日比2ポイントの1034ポイントで一日の取引を終えました。出来高は111枚でした。
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