債券相場は中長期債中心に下落。日銀による早期の追加利上げ観測が高まる中、この日の午後の植田総裁の講演後に政策判断は最新の経済データに基づき会合ごとに判断する姿勢を改めて示し、中期債や先物に売り圧力が強まった。一方、この日行われた20年債入札は無難に通過したものの、相場を押し上げる材料とはならなかった。また政府総合経済対策の財政支出の規模が21兆9000億円程度になるとの報道も、「想定の範囲内」とし、大幅に国債の需給が悪化するような事態は回避されるとの見方。
【メモ】
☆20年債入札(190回、CPN1.8%)落札結果
最低落札価格98円45銭(1.907%)、平均落札価格98円58銭(1.898%)、応札倍率3.52倍(前回3.04倍)、(事前予想価格98円50銭)
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