雇用統計と三連休を前に小幅安の展開に(2017年1月6日)

株式市場概況

本日のTOPIX指数は前日比‐2.36ポイント(‐0.15%)の1553.32ポイントと小幅下落となりました。寄付きは円高(115円台前半まで)や、トランプ氏がトヨタのスペイン投資について言及したこと、前日発表されたファーストリテイリングの12月の既存手売上高が悪かったことなどから、前日比で約1%下落する場面がありましたが、その後は為替の円高の動きが反転し(16時半時点のドル円は1ドル=116.2円)、株価も反発しました。

セクター別ではサービス、パルプ紙、陸運など内需系が強く、鉄鋼、非鉄金属、輸送用機器などコモディティ、輸出関連が弱くなりました。スタイルインデックスは0.3%~‐0.58%とそれほど個別差はありませんでしたが、トランプラリーで買われなかった小型、グロースが強く、バリュー、大型株が弱い展開となりました。

今晩は米雇用統計が発表され、市場の動向に変化が現れるかもしれず、要注意です。

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比-0.29ポイントの981.01ポイントと下落して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は97(44.5%)、下落銘柄数は110(50.5%)、変わらずは11(5.0%)、騰落レシオ(25日)は100.82、売買代金は前日比95億円の1208億円となりました。指数は200日移動平均を前に足踏みとなりましたが、売買代金は増加しており、週明けの突破も期待できます。

下落寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565、前日比-400円、終値14030円)、イグニス(3689、前日比-440円、終値5970円)、マイネット(3928、前日比-245円、終値3185円)となり、上昇寄与度上位銘柄はCYBERDYNE(7779、前日比19円、終値1719円)、JIG-SAW(3914、前日比340円、終値7200円)、モルフォ(3653、前日比370円、終値6290円)、売買代金上位はそーせいグループ(4565、前日比-400円、終値14030円)、マイネット(3928、前日比-245円、終値3185円)、モルフォ(3653、前日比370円、終値6290円)となりました。

マザーズ先物は前日比-9ポイントの975ポイントで一日の取引を終えました。出来高は218枚でした。

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