JGBトレーディングフロア(2023年12月25日)

債券相場は上昇。海外勢のクリスマス休暇などで市場参加者が限られる中、先物中心の動きだった。この日注目された定例の日銀買入れオペは、中長期ゾーンの買入れ額が減額されるも予想通りと受け止められ先物はじり高の展開、ただその後の落札結果で応札倍率がやや高めとなり、午後からは一転、オペ通知直前の水準に押し戻された。また午後に伝わった日本経済団連での植田総裁の講演内容も目新しさに欠け相場の反応は限られた。国内投資家も年末に向けてポジションを傾けにくくなりつつあり、27日に公表される12月18、19日分の政策決定会合における「主な意見」を見極めたいようだ。

【メモ】
☆日銀買入オペ3-5年4250億円(250億円減額)、5-10年4750億円(500億円減額)、10-25年1500億円、25年超750億円。応札倍率は、1.90、2.32、3.89、3.39倍。


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