債券相場は小幅下落。米国で社債大量発行による需給悪化への懸念から長期金利が上昇したのを受け、朝方は売りが優勢だった。その後は、やや手掛かり材料に欠け、超長期ゾーンは9日の30年入札を前に投資家の買いが入るなど需給中心の動きとなった。日銀の政策修正観測は根強く、予想の中心は来年前半でのマイナス金利解除となりつつある中、それに向けた物価や賃金の動向を見極めに時間を要するとの見方から、一部買戻しの動きも出ているようだ。
債券相場は小幅下落。米国で社債大量発行による需給悪化への懸念から長期金利が上昇したのを受け、朝方は売りが優勢だった。その後は、やや手掛かり材料に欠け、超長期ゾーンは9日の30年入札を前に投資家の買いが入るなど需給中心の動きとなった。日銀の政策修正観測は根強く、予想の中心は来年前半でのマイナス金利解除となりつつある中、それに向けた物価や賃金の動向を見極めに時間を要するとの見方から、一部買戻しの動きも出ているようだ。