ウィークリーレポート(2023年4月7日)

4月第1週は、日経平均は▲1.87%、NYダウ+0.63%、ユーロストックス50▲0.13%とまちまちな展開となりました。

4/4に発表された米国新規失業保険申請件数が市場予想を上回り、リセッション懸念が再び台頭、米国10年債金利は先の利下げを見越して16bp低下の3.30%と昨年9月以来の低水準になりました。ただし株価は微調整にとどまり週間ではS&P500は▲0.10%の下落にとどまりました。
4/7金曜日に発表された米国雇用統計では、前月から雇用者数の増加が減少していることを好感してS&P先物は上昇、一方、フルタイム雇用者数の伸びが依然として堅調であることから米国債は売られ金利上昇(そして為替はドル高円安)と、真逆のリアクションとなりました。

一方、日本市場は4/5以降売りに押され、独歩安となりました。日々公表される先物手口では4/5 国内大手証券、4/6米系証券、4/7欧州系証券が売りの主体となっており、これといってはっきりした傾向はありませんが、先週紹介した2014年4月を踏襲する値動きとなっており、引き継き同じコースで動くとするならば日柄的には4/12まで下落その後反発が期待されますので、プット売り戦略がよいかもしれません。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です