債券相場は上昇。前日に続き月末の投資家需要(年限長期化のための購入)から超長期債が堅調となり、相場全体を押し上げた。日銀の政策変更の思惑は燻るものの、具体的な修正は新年度以降との見方が強まってきており、先物中心に強まっていた売り圧力も緩和されてきた様子。
ただ、来週には、日銀政策決定会合を控えており、中長期ゾーンにおいては、売買は限定的な印象だった。この日の2年債入札は、結果発表が遅延するも、順調な結果で、相場への影響は限定的だった。
【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,367~369回0.50%) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式 358回0.50%) 落札金額0億円
☆2年債入札(446回,CPN0.005%)落札結果最低落札価格100円06銭0厘(-0.024%)、平均落札価格100円06銭5厘(-0.027%)、応札倍率4.11倍(前回3.73倍)。(事前予想価格100円05銭)