2023年の最初の週は、日経平均は▲0.46%の下落、NYダウは+1.46%上昇、ユーロストックス50は+5.91%と大幅上昇となりました。
1/4 フランスCPI 5.9%(市場予想:+6.4%)を受け、ECBの利上げ観測後退から欧州株は急騰、また、1/6米国雇用統計は非農業部門雇用者数こそ+22.3万人と市場予想+18.8万人を超えましたが、平均時給は前年比4.6%と市場予想5.0%を下回ったかことから、インフレの鎮静化が確認でき、NYダウは700ドルの大幅上昇、米国10年債利回りは前日比16bp低下の3.55%となりました。
テクニカル的には、日本市場の騰落レシオは81.55と昨年11月の124.51から低下しており十分調整されているように見えます。VVIXは73.88とコロナ禍以降の最安値を更新し、市場はひとまずのところ安心感に包まれているように見えますので、S&P500は4000pt、日経平均27200までの反発局面となりそうです。
投資戦略としては、年初のレポートで述べたヘッジ付き米国債のロングを継続、SQに向けた短期の株価反発局面ということで1C27000の買いなどいいかもしれません。