債券相場は先物や超長期債が上昇。11日の休場明けの米債券市場が米FRB高官の利上げ継続姿勢の発言などで利回りは小幅上昇したものの、先行して昨日売られた国内債への影響は限定的で、この日の5年債入札が無難に通過した午後からは買い圧力が強まった。米国の利上げペースの鈍化を市場は織り込んで長期金利の低下圧力が続く一方で、今年7月の相場では、リセッション観測から金利低下後に高インフレの継続で一転急上昇したことは記憶に新しく、しばらくは見極めの状況が続くとの見方。
☆5年債入札(154回リオープン,CPN 0.1%)落札結果
最低落札価格100円17銭(0.064%)、平均落札価格100円19銭(0.060%)、応札倍率3.31倍(前回3.99倍)。
(事前予想価格100円17銭)
☆国債買入(固定利回り方式,366~368回) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,356、357回) 落札金額0億円