債券相場は超長期債が大幅上昇。利回り曲線はブルフラット化した。米国の中間選挙の結果やCPIの発表を控える中、前日の米長期金利が低下したことに加えて、警戒されていた30年国債入札が順調な結果になったことを受けて買い圧力がかかった。
超長期ゾーンは、前日までの利回り上昇で水準的には割安感が強まっていたため、海外金利の低下が買いのきっかけとなった。先物も前日夜間取引から大きく上昇、チーペストとのベーシスもマイナスの領域にふれ、一部投資家の買戻しが入っているとの見方。
☆30年債入札(76回リオープン,CPN 1.4%)落札結果
最低落札価格96円60銭(1.567%)、平均落札価格96円71銭(1.561%)、応札倍率3.28倍(前回2.89倍)。
(事前予想価格96円50銭)
☆国債買入(固定利回り方式,366~368回) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,356、357回) 落札金額0億円