株式市場概況
TOPIX指数は前日比+0.69ポイント(+0.05%)の1363.49ポイントと小幅高で取引を終えました。米大統領選の投開票を今晩から明日に控え積極的な売買は控えられ、東証一部の売買代金は1兆7,767億円と少なくなりました。
セクター別では海運、鉄鋼、非鉄金属などが上昇する一方で、繊維、医薬品、鉱業が下落しました。繊維は、東レ(3402)が12時に発表した決算発表で営業利益見通しを1,700億円から1,550億円に下方修正し、前日比31.5円安の923.2円まで下落したことの影響で弱含みました。医薬品は日医工(4541、前日比-163円、終値1,617円)、科研製薬(4521、前日比-480円、終値5,890円)、小野薬品(4528、前日比-134円、終値2510.5円)と3社が昨日失望的な内容の決算を発表し、下落率が大きくなりました。
個別では本日未明に博多駅前交差点付近で大規模な道路陥没が発生し、資料によると大成建設(1801)など5社の共同事業体が落札していることが分かり、前日比-24円の759円に下げました。安藤ハザマは14時に発表した決算で、通期の営業利益見通しを220億円から357億円に上方修正することを発表し、前日比+28円の722円に上昇しました。
為替は小動きでドル円は104円40銭近辺での取引、国債先物も小動きで前日比+2銭の151.80円となっています。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比-4.30ポイントの875.99ポイントと下落して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は84(37.7%)、下落銘柄数は122(54.7%)、変わらずは17(7.6%)、騰落レシオ(25日)は81.07、売買代金は前日比-44億円の625億円となりました。
下落寄与度上位銘柄はそーせいグループ(前日比-80円、終値14310円)、ドリコム(前日比-154円、終値1250円)、CYBERDYNE(前日比-7円、終値1390円)となり、上昇寄与度上位銘柄はイグニス(前日比700円、終値3810円)、モブキャスト(前日比113円、終値925円)、メタップス(前日比124円、終値2050円)、売買代金上位はそーせいグループ(前日比-80円、終値14310円)、モブキャスト(前日比113円、終値925円)、メタップス(前日比124円、終値2050円)となりました。
イグニスは4日に今季4度目の上方修正とVRへの進出を発表し、2日連続でストップ高となりました。モブキャストはパズルゲームを中国で配信開始したとのニュースで買われました。
マザーズ先物は前日比4ポイントの868ポイントで一日の取引を終えました。出来高は104枚でした。
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