後場からの円安ドル高を好感し一部市場は上昇も、マザーズ指数は5日連続下落(2016年10月14日)

20161014

株式市場概況

TOPIXは前日比+4.88ポイント(+0.36%)の1347.19ポイントとなりました。寄り後は前日比マイナス圏に沈む場面もありましたが、後場に入りドル円が円安ドル高に動き104円台に再び乗せたことから、後場は堅調でした。

セクター別では鉱業、石油・石炭、情報通信が堅調となりました。鉱業や石油・石炭が堅調だったのは出光と昭和シェルが合併を延期することを発表したことで、両社の株価が上昇したことや、原油の夜間取引が堅調だったことなどが要因でした。医薬品、繊維、倉庫・運輸の下落が大きくなりました。

今晩はイエレンFRB議長の講演があり注目されます。

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比-0.62ポイントの937.6ポイントで取引を終えました。上昇銘柄数は83(38%)、下落銘柄数は121(56%)、変わらずは13(6%)、騰落レシオ(25日)は93.9、売買代金概算は前日比59億円減少の657億円でした。週初めは売買代金が、売買が活発とされる1,000億円を超えていたのですが徐々に減少し、マザーズ指数も弱い動きとなりました。

指数下落寄与度上位銘柄はそーせい(4565、前日比-110円、終値16,770円)、モルフォ(3653、前日比-200円、終値4,250円)、UMNファーマ(4585、前日比-90円、終値1,319円)、上昇寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比+60円、終値3,660円)、メタップス(6172、前日比+300円、終値1,798円)、オークファン(3674、前日比+107円、終値1,569円)、売買代金上位はメタップス、ブランジスタ(6176、前日比-168、終値2,672円)、そーせいでした。

メタップスは、みずほ銀行と新たな決済サービスを目指すことや、民泊運用サポートサービスの提供開始を発表したことにより、ストップ高まで上昇しました。UMNファーマは昨日、米国のパートナー企業がインフルエンザ薬の販売承認を取得したニュースで株価が急上昇しましたが、昨日買われすぎのせいか急反落しました。

マザーズ先物概況

マザーズ先物は前日比1ポイント高の933.5ポイントで取引を終えました。一日の出来高47枚と過去最低を更新、前日時点の建玉は3,611枚となりました。

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