(08:50)
金融政策決定会合における主な意見(2016 年 9 月 20、21 日開催分)
毎回の金融政策決定会合で設定する長期金利の操作目標を実現するため、国債買入れ額が増減することは当然生じうるが、こうした金額の変化が政策的なインプリケーションを持つものではないということは、しっかり説明していく必要がある。
http://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/opinion_2016/opi160921.pdf
(10:10)
日銀買いオペ通告 5-10、10-25、25年超。
5-10オファー金額を前回4300億円から4100億円に減額。先物は一時152.15円まで下落。http://www3.boj.or.jp/market/jp/stat/of160930.htm
(12:00)
落札結果
http://www3.boj.or.jp/market/jp/stat/ba160930.htm
10-25年、全取レートで決定。
【全取レート】
特定の応札レートにおける応札累計額がオファー額の上下200億円以内に含まれる場合は、当該レートにおける応札累計額の全額を落札(全取り)します。但し、a)オファー額の上下200億円以内に複数の応札レートが存在する場合は、オファー額に対してより近接した応札レートにおける応札累計額の全額を落札(全取り)するほか、b)オファー額の上下200億円以内においてオファー額を挟んだ等距離に2つの応札レートが存在する場合は、オペの応札者が不利を被ることがないよう、オファー額よりも大きい応札累計額の全額を落札(全取り)します。
(17:00)
当面の長期国債等の買入れの運営について
http://www.boj.or.jp/announcements/release_2016/rel160930c.pdf
(注5)利付国債(物価連動債、変動利付債を除く)の買入れについては、市場の動向等を踏まえて、買入れ利回りの利回較差に下限を設けて入札を行う場合があります。
(注6)オファー金額は、金利操作方針を実現するため、市場の動向等を踏まえて変更することがあります。
事前予想通り、上記注意書きが新たに加わった。
初回オファー金額は、5-10年は本日同様4300⇒4100億円、10-25年が2000⇒1900、25年超1200⇒1100に小幅減額。
先物はイブニングセッションで小幅下落。直前の152.42円から152.30まで下落する場面みられた。
(17:30)
事前の予想通り、長期債以降の買いオペ金額の減額修正で、来週4日の10年債入札に注目集まる。長期ゾーン減額でスティープニング期待が出そうな一方で、ドイツ銀の懸念でリスクオフの流れが国内債券にも影響、中期ゾーンの利回りが上がりにくく、先物も懸念払しょくされるまでは、底堅い展開続くか。
引け後の国債利回り