債券相場は下落。昨晩のFOMCは、大方の市場予想どおり25bpの利下げを決定、また保有資産の縮小終了の前倒しも決めた。先行きに対する金融スタンスは、ややタカ派的に受け止められ、米国債は中短期債が下落した一方、長期・超長期債は、その後の株の大幅下落を受けて上昇に転じた。
国内債も、この流れを受けて買いが先行するも、国内株が底堅く推移し、また円相場が109円台に下落したことで上値が重くなり、昼の10年債入札がやや弱めい結果となったことで、売り圧力が強まった。
【メモ】
☆10年債入札(355回債リオープン、CPN0.1%)入札結果
最低落札価格102円51銭(-0.150%)、平均落札価格102円53銭(-0.152%)、応札倍率3.76倍(前回3.92倍)。(事前予想中央値102円51銭)