JGBトレーディングフロア(2024年5月8日)

債券相場は下落。10年国債入札が弱めの結果となり、長期ゾーンの需給悪化懸念を背景に売りが優勢となった。昨日夕に植田日銀総裁が岸田首相と会談したが、足元のドル円相場が1ドル151円台を付けて以降、再びドル高の流れになっていることなどから、今夕に予定される同総裁の講演で、タカ派的な発言が出ることへの警戒感も重しになった。

【メモ】
☆10年債入札(374回リオープン、CPN0.8%)落札結果
最低落札価格99円43銭(0.862%)、平均落札価格99円48銭(0.857%)、
応札倍率3.15倍(前回3.08倍)、(事前予想価格99円45銭)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2024年5月7日)

債券相場は上昇。米雇用統計の結果などから年内の利下げ観測を背景に米長期金利の低下が続いていることや、この日、日銀が定例の国債買い入れオペで買い入れ額を据え置いたことで買いが優勢となった。明日に控える10年債入札も4月に比べて高い利回り水準が期待され、やや楽観的な見方から一部先回り的な買いが入っていたとの観測も聞かれた。

【メモ】
☆日銀買入オペ1年以下1500億円、1-3年3750億円、3-5年4250億円、10-25年1500億円。
応札倍率は、2.87、1.75、2.51,2.12倍。


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JGBトレーディングフロア(2024年5月2日)

2日の債券相場は下落。米FOMCを受けて米金利が低下し国内債も買い先行で始まるも、大型連休中の米経済指標の発表などを控えていることもありその流れは続かなかった。また財務省が再び円買い介入に踏み切った可能性が高く、円安下における日銀への利上げに対するプレッシャーは、いったんは弱まったとする見方がある一方で、逆に円高の効果が限定的だと日銀も静観できず、タカ派化によって早い段階での国債買い入れの減額が行われるかもしれないといった警戒感が売りに繋がっているの声も聞かれた。

【メモ】
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ウィークリーレポート(2024年5月2日)

5月第1週の株式市場は、日経平均+0.79%と反発、NYダウは+1.14%と続伸、一方、ユーロストックス50は▲1.71%と反落になりました。

ドル円為替市場では、前週レポートの予想とは」裏腹に為替介入が実施され、一時160円を超えた為替レートも153円台まで円高が進行し、金曜日に発表された米国雇用統計の弱さから一時151円86銭まで円高となりました。為替レートの動きに対して、短期的には日本株は円高=株安と反応しているものの、その後、米国株が上昇するにつれ上昇に転じました。
雇用統計の弱さから再燃したFRBの利下げ期待ですが、経済指標のスケージュールでは5/14のPPI、5/15のCPI発表まで大きな指標発表が無いことから、債券高/株高は当面継続しそうです。週明けの日本市場はSQ週となっており、短期のPUT売りがうまくいきそうです。

さて、マーケットは利下げ期待=株高という反応を指名していますが、これまでの過去の経験則ではFRBが利下げを行うときは、すでに景気後退入りがはっきりしており手遅れといったケースがほとんどで、利下げ=株安という過去のパターンがしっかりと残っています。
4月のマーケットでは、米国REIT市場が軟調となっており、中でも物流・倉庫REIT指数が▲19.08%と大に下落しています。コロナ過を期に、商業用オフィスのREIT価格は大きく下がる一方、ネット通販など在宅での消費需要増から倉庫REITは大幅に上昇しており、ちょうど両社が均衡する形となっていましたが、ここにきてREIT市場を牽引していた(下支えしていた)倉庫REITが軟調になると、米国の不動産市況及びそこへ貸し出しが怪しくなってきます。
とはいえ、投資適格級未満の銘柄への債券に対して、米国債から上乗せされるハイイールドスプレッドは、年初の3.71%から3.34%まで低下しており、現在のところ貸し出し資金の不足といった状況は確認できておらず、今のところ米国初の不動産不況といったリスクシグナルは確認できていませんが、今後、注意が必要です。


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JGBトレーディングフロア(2024年5月1日)

債券相場は超長期債中心に下落。米FOMCの結果発表を明日未明に控える中、米長期金利が上昇したことや、足元の相場上昇による高値警戒感から売りが優勢の展開となった。日銀の国債買入れについて、超長期債が減額対象になり得るとの見方が燻っていることも影響した。もっともFOMC後も国内連休を経て8日には10年債入札を控えており、中・長期債に関してはポジション調整といった印象で、売り一巡後はもみ合いとなった。

【メモ】
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