JGBトレーディングフロア(2023年2月8日)

債券市場は、中長期債はおおむね横ばい。日銀正副総裁人事を控えて積極的な取引は控えられる中、定例の日銀国債買い入れオペが相場の下支えとなった。また年度末に向けて一定の買い需要が見込まれる超長期債相場は上昇した。

【メモ】
☆日銀買入オペ 1-3年4250億円、3-5年5000億円、5-10年6750億円、10-25年3000億円。(定例)応札倍率は、それぞれ2.17、1.88、2.04、1.61倍。
☆国債買入(固定利回り方式,367~369回0.50%) 落札金額105億円 / 国債買入(固定利回り方式 358回0.50%) 落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2023年2月7日)

債券相場は下落。 前日の欧米金利の上昇を受けて売りが優勢だった。この日の30年国債入札がやや弱めの結果だったことも相場の重しとなった。日銀政策修正観測が燻る中、週末から来週にかけて判明しそうな次期総裁人事を控えて、ポジションを傾けにくいとの見方もあるようだ。
なお、日銀国債補完供給による先物チーペスト358回債の売却分は、14308億円とピークの26000億円から減少し、需給ひっ迫が幾分改善されているようにも見える。

【メモ】
☆30年債入札(77回,CPN1.6%)落札結果最低落札価格101円00銭(1.551%)、平均落札価格101円15銭(1.543%)、応札倍率3.32倍(前回3.10倍)。(事前予想価格101円05銭)
☆国債買入(固定利回り方式,367~369回0.50%) 落札金額70億円 / 国債買入(固定利回り方式 358回0.50%) 落札金額0億円


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JGBトレーディングフロア(2023年2月6日)

債券市場では、新発10年国債利回りが一時0.495%と日銀の許容上限0.5%に接近した。前週末の米雇用統計を受けた米長期金利上昇の流れが国内債相場への重石となった。この日、次期日銀総裁就任を雨宮氏に打診したとの新聞報道で、早期の政策変更リスクが軽減されるとの見方から朝方は先物に買いが集まるも、相場を押し上げる動きにはつながらなかった。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,367~369回0.50%) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式 358回0.50%) 落札金額0億円


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金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2023年2月3日)

債券市場は、前日のECB理事会後に欧米国債利回りが低下したことや、定例の国債買いオペ実施が相場の下支えとなり中長期債や先物が上昇した。ただ日銀によるYCC修正観測が引き続き根強いことや、今晩は米雇用統計を控えており、買い一巡後は、もみ合いとなった。

【メモ】
☆日銀買入オペ 1年以下1500億円、1-3年4250億円、3-5年5000億円、10-25年3000億円、25年超2000億円。(定例)応札倍率は、それぞれ2.99、2.00、1.84、1.75、1.58倍。
☆国債買入(固定利回り方式,367~369回0.50%) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式 358回0.50%) 落札金額0億円
☆「昨年末の保有国債評価損は8.8兆円」、(償却原価法を採用しており)「評価損が発生しても、期間損益には影響しない」黒田日銀総裁答弁(衆議院予算委員会)

【来週のスケジュール】
2/6
<国内予定>
ルノー,日産,三菱自の3社連合がロンドンで発表会
<国内決算>
大林組(1802) / エ-ザイ(4523) / 日清食品H(2897) / JFEホ-ルディングス(5411)ほか
<海外予定>
【米国】英中銀総裁,講演(ブダペスト) / ユ-ロ圏小売売上高(12月) / 独製造業受注(12月)
【欧州】*****
【その他】*****
<海外決算>ピンタレスト

2/7
<国内予定>
30年利付国債入札 / 日銀コ-ル市場残高(1月) / 家計支出(12月) / 毎月勤労統計 / 為替介入実績(日次ベ-ス,10-12月 / 景気動向指数(12月)<国内決算>三菱重(7011) / 任天堂(7974) / スズキ(7269) / ダイキン工(6367) / ソフトバンクG(9984) / SBI(8473)ほか
<海外予定>
【米国】米大統領,一般教書演説 / パウエル議長FRB講演 / 3年債入札 / 貿易収支(12月) / 消費者信用残高(12月)
【欧州】独鉱工業生産(12月)
【その他】中国外貨準備高(1月)
<海外決算>
プルデンシャル / BNPパリバ 

2/8
<国内予定>
日銀国債買いオペ(1-3年,3-5年,5-10年,10-25年) / 日銀CP買いオペ / 貿易収支(12月) / 貸出動向(1月) /景気ウォッチャー調査現状判断(1月)<国内決算>東レ(3402) / スバル(7270) / 大成建設(1801)ほか
<海外予定>
【米国】10年債入札 / 米卸売在庫(12月)
【欧州】ドイツ7年債入札
【その他】北朝鮮,朝鮮人民軍創建日(建軍節)
<海外決算>
ウーバー / ウォルト・ディズニ- / ソシエテ・ジェネラル  

2/9
<国内予定>
国庫短期証券(6カ月)入札 / 10年物価連動国債入札 / マネーストックM2(1月) / 工作機械受注(1月)
<国内決算>
NTTデ(9613) / NTT(9432) / 日本製鉄(5401) / 東エレク(8035) / 日産(7201) / トヨタ(7203)ほか
<海外予定>
【米国】米30年債入札
【欧州】EU首脳会議特別会合(ブリュッセル,10日まで)
【その他】中国経済全体のファイナンス規模,新規融資,マネ-サプライ(1月,16日までに発表)
<海外決算>
ペプシコ / ペイパル / クレディ・スイス・グル-プ / アストラゼネカ 
2/10
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / 国内企業物価指数(1月)
<国内決算>エネオス(5020) / 大和ハウス(1925) / オリンパス(7733) / 資生堂(4911) / 三井不(8801)ほか
<海外予定>
【米国】FRBウォラ-理事とフィラデルフィア連銀総裁講演(暗号資産(仮想通貨)関連会議) / ミシガン大学消費者マインド指数(2月) / 財政収支(1月)
【欧州】英鉱工業生産(12月) / 英GDP(4Q)
【その他】中国CPI・PPI(1月)
<海外決算>*****


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ウィークリーレポート(2023年2月3日)

2月第1週は、日経平均は+0.46%、欧米市場はユーロストックス50+1.91%とそれぞれ続伸、 1月の雇用統計で雇用者数が予想以上に増加した米国市場では、金融引き締めの長期化懸念から NYダウ▲0.15%と反落となりました。

2月に入り節分天井の格言が意識される中、米国騰落レシオ(Bredth Indicator)は過熱を示す60%を超えてきており、日本市場でも25日騰落レシオが120%を超え、足元の過熱感/今後の調整局面をうかがわせます。
また、今週はインドの財閥アダニグループの不正会計疑惑が大きなニュースとなりました。基本的にインドの問題であり日本市場への直接的な影響は少ないと思われますが、グローバルな銀行のポジション調整があるならば対岸の火事とはいかず、日本市場にも一時的な逆風となるでしょう。

(Bloomberg) アダニ企業の時価総額、14兆円消失-インドへの投資家信頼感揺らぐ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-02/RPGYGNDWLU6801

(Bloomberg)アダニへのエクスポージャー、債権銀行が対応急ぐ-NYでも東京でも
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-03/RPHF5XDWLU6901

さて、日本市場については、日経平均株価が1/24から10営業日連続で27000-27500の狭いレンジを推移しており、同様に終値比1%前半の狭いレンジで推移した過去のチャートパターンでは2020年10月、12月にそれぞれ持ち合いから上放れとなっています。
米国ハイイールドスプレッドは株価の下落とは逆に、25bp縮小の4.36%となっており、またVIX指数も雇用統計前日よりも下がっていることから足元のリスク意欲は落ちておらず、節分天井後の下落にかけるにはタイミングが早そうです。
まずは過去の極小レンジからの上放れパターンに倣って、短期取引として週明けSQに向けてコール28000を買ってみるのもよさそうです。


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