JGBトレーディングフロア(2022年4月20日)

債券相場は超長期債中心に下落しイールドカーブはスティープ化。前日の米長期金利が大幅上昇を受けて売りが先行、その後、日銀はこの日の通常オペに加えて先月末以来の10年金利0.25%の指値オペを実施したが、売り圧力は根強く長期金利は同水準で高止まりとなった。

【メモ】

☆本日の日銀買入オペは、1-3年4750億円、3-5年4750億円、5-10年4750億円、10-25年1250億円(事前通告通り)。応札倍率はそれぞれ2.65、2.32、2.40、3.00倍。
☆5-10年(10年364~366回)指値オペ落札額2251億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年4月19日)

債券相場は小幅下落。国内10年金利は日銀が許容する0.25%手前で推移しており、この水準を上回る局面では指し値オペが通知されるとの観測が売りの動きを止める形。
一方で米国の金利先高感が根強い中で、為替相場も円安の動きが続いており、逆に指値オペ期待からの買いも限定的で、結果的に硬直状態が続いた。

【メモ】
流動性供給入札落札結果(第355回、残存期間5年超15.5年以下)
最大利回較差 -0.008% 平均利回較差-0.009% 応札倍率4.65倍(前回3.87倍)。


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JGBトレーディングフロア(2022年4月18日)

債券相場は超長期債を中心に下落。米金融引締め加速の観測を背景に、米長期金利が時間外取引で3年半ぶりの高水準(2.88%台手前)に達したことを受けて売り圧力が掛かったが、中・長期債は日銀指し値オペ通知を警戒して下げは限定的となり、相対的に超長期金利の上昇幅(相場の下落幅)が大きくなった。


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JGBトレーディングフロア(2022年4月15日)

債券相場は中長期債が小幅下落。米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁の発言(0.5ポイント幅を含めた利上げペースの加速は妥当)を受けて米長期金利が急伸した流れを引き継ぎ朝方は売り先行で始まった。ただその後は手掛かり材料に欠け下げ幅を縮めた。今晩の米国市場が休場で金利上昇に対する警戒感も弱まったようだ。また超長期債など長いゾーンには足元の好需給から引き続き買われた。

【来週のスケジュール】
4/18
<国内予定>
首都圏新築分譲マンション(3月)
<国内決算>
*****
<海外予定>
【米国】セントルイス連銀総裁講演(オンラインイベント) / NAHB住宅市場指数(4月) / IMF・世銀,春季会合
【欧州】*****
【その他】イースターマンデーで欧州や香港など休場 / 中国GDP(1Q) / 中国工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資(3月)
<海外決算>
BofA

4/19
<国内予定>
国庫短期証券(1年)入札 / 流動性供給入札(残存期間5年超15.5年以下) / 鉱工業生産(2月)
<国内決算>
*****
<海外予定>
【米国】シカゴ連銀総裁講演 / IMF世界経済見通し(WEO) / 米住宅着工件数(3月)
【欧州】*****
【その他】*****
<海外決算>
J&J / ロッキード / ネットフリックス / IBM

4/20
<国内予定>
日銀買いオペ(1-3,3-5,5-10,10-25年) / 貿易収支(3月) / 訪日外客数(3月)
<国内決算>
*****
<海外予定>
【米国】米20年債入札 / サンフランシスコ連銀総裁講演 /シカゴ連銀総裁講演 / 米地区連銀経済報告(ベージュブック) / G20財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン) / 米中古住宅販売件数(3月)
【欧州】フランス大統領選,決選投票進出2候補による討論会 / 欧州新車販売台数(3月) / ユーロ圏鉱工業生産(2月)
【その他】中国1年・5年物ローンプライムレート(LPR)
<海外決算>
P&G / テスラ / アルコア

4/21
<国内予定>
月例経済報告(4月) / 流動性供給入札(残存期間15.5年超39年未満) / 国庫短期証券(6カ月)入札 / 日銀,金融システムレポート(4月号) / 工作機械受注(3月)
<国内決算>
オービック(4684) / 日電産(6594) / ディスコ(6146)
<海外予定>
【米国】米景気先行指標総合指数(3月) / フィラデルフィア連銀製造業景況指数(4月) / FRB議長とECB総裁,IMFのパネル討論会参加
【欧州】英中銀総裁講演 / ユーロ圏CPI(3月) / ユーロ圏消費者信頼感指数(4月)
【その他】*****
<海外決算>
AT&T / スナップ

4/22
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / 全国CPI(3月) / じぶん銀行 日本PMI製造業, サービス業, コンポジット(4月) / 営業毎旬報告(4月20日現在)
<国内決算>
*****
<海外予定>
【米国】S&Pグローバル米国製造業・サービス業・総合PMI(4月)
【欧州】ECB総裁講演 / S&Pグローバル・ユーロ圏製造業・サービス業・総合PMI(4
月)
【その他】*****
<海外決算>
ベライゾン / アメックス


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ウィークリーレポート(2022年4月15日)

4月の第3週の株式市場は、日経平均+0.40%、NYダウ▲0.78%、ユーロストックス50▲0.25%と小動きとなりました。
為替市場では円安が進行し、リーマンショック後の最安値125円86銭を抜け126円63銭となりました。
節目となる円安値は2001年1月の135円15銭、1998年8月の147円66銭となり、目先130円までは大きな抵抗もなさそうです。
過去の大幅円安局面では、自動車、保険、医薬品がセクター上昇率の上位となっており、円安にベットするならこれらのセクターが選好されそうですが、そもそも日本株ではなくとも為替ヘッジ無しの外国株投信も円安によるメリットが大きいです。

日米、財務相会談を開催へ
https://jp.reuters.com/article/idJP2022041501000249

「為替の急激な変動は重大な問題」「悪い円安」と足元の円安進行に不快感を示している鈴木財務相は、4/21に日米財務相会談を予定とのことで、足元の円安について何かしら声明が出されるものと思われますが、ヘッドラインの短期インパクト以上の影響はないと思われます。声明以外に実力行使として為替介入がありますが、円買い支えの為替介入は1998年に実施例があるものの、当時は147.66円までの円安で、足元の水準からはさらにかけ離れており、また外貨準備の取崩しなど弾数が限られているため、介入に踏み切ることはないでしょう。

円安の背景としては、資源高による貿易赤字の拡大と世界的な金融引き締めの潮流の中で逆行する日銀の大規模緩和ですが、後者については4月28日に政策決定会合が開催され、物価見通しの引き上げが検討されています。政府/世論に配慮した形で、物価見通しをもとにトーンが変わるようであれば、これまでの円ショートポジションの巻き戻しによる円高も想定されます。この場合は、金利上昇期待から銀行株が動意づく展開が予想されます。


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