JGBトレーディングフロア(2021年7月15日)

債券相場は超長期債を中心に上昇。
パウエルFRB議長の議会証言を受けて米長期金利が大幅に低下したことに加え、10年債利回りがゼロ%に接近したことで利回り水準が高い超長期ゾーンに資金が向かい、イールドカーブはフラット化した。
先物は10年債利回りがゼロ%を下回りにくい中では買いの中心は海外投資家に限られるとの見方もあり、米金利が先週に付けた1.25%台を再びうかがう動きがないと、上値は重いか。

【メモ】
☆流動性供給入札(337回、残存期間1年超5年以下)
最大利回り格差は-0.002%、平均利回格差は-0.005%、応札倍率4.83倍(前回4.53倍)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2021年7月14日)

債券相場は中長期債を中心に上昇。前日の米長期金利が上振れしたCPIの結果や、やや不調に終わった30年債入札の結果を受けて上昇した流れを引き継ぎ、売りが先行した。ただ下げは限定的で、昼に行われた日銀国債買い入れオペが特に5-10年ゾーンでの応札倍率が下がり、金利の低い水準でも需要の強さが確認されたことで買いが優勢となった。また米長期金利が時間外取引で低下したことも支援材料になった。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1-3年4500億円、3-5年4500億円、5-10年 4250億円、25年超500億円(金額は事前通知通り)。応札倍率はそれぞれ2.83、2.69、1.82、3.18倍。


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JGBトレーディングフロア(2021年7月13日)

債券相場は先物と20年債が上昇。この日の20年国債入札が順調な結果となり、買いが優勢だった。
ボラティリティーの低下によって、キャリー狙いの資金がプラス利回りの超長期債に向かっているとの見方も。余剰資金による潜在的な買い需要は続きそうな印象。

【メモ】
☆20年債入札(177回,CPN 0.4%)落札結果
最低落札価格99円85銭(0.408%)、平均落札価格99円92銭(0.404%)、応札倍率3.51倍(前回3.62倍)。(最低落札価格の事前予想中央値99円80銭)


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JGBトレーディングフロア(2021年7月12日)

債券市場では先物相場が小幅下落。前週末に米長期金利が上昇したことや、高値警戒感から売りが優勢だったが、朝方売りが先行した後は、小幅のレンジでもみ合いとなった。一方、あすに新発の入札を控える20年債は堅調で、先回りの買いが入ったとの声もあった。


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JGBトレーディングフロア(2021年7月9日)

債券相場は下落。米長期金利が時間外取引で上昇したことを受けて売りが優勢だった。
自民党の二階俊博幹事長が30兆円規模の補正予算に言及したことで国債増発への懸念の高まりも重しになった。前日の米長期金利は、1.25%を付けてピークアウトし、先物が前日夜間で付けた152円59銭も、やや行き過ぎとの見方も強く、40銭台で寄った後は、売りが先行した。
その後も米金利が時間外で上昇したことを受けて下落に転じ、一時152円10銭まで下落。引けにかけては、下げ幅を縮小した。

【来週のスケジュール】
7/12
<国内予定>東京都緊急事態宣言発令(4回目) / 国内企業物価指数(6月) / コア機械受注(5月) / 工作機械受注(前年比) (6月)
<国内決算>
コスモス薬(3349)
<海外予定>
【米国】米ミネアポリス連銀総裁,討論会に参加
【欧州】ユーロ圏財務相会合米財務長官も出席 / EU外相理事会(ブリュッセル)

713
<国内予定>
20年利付国債入札 / CP買い入れオペ / 営業毎旬報告(7月10日現在)
<国内決算>
東宝(9602)
<海外予定>
【米国】米地区連銀(ミネアポリス,アトランタ,ボストン)総裁講演(人種差別関連イベント) / 米大リーグオールスターゲーム / 米CPI(6月) / 米財政収支(6月)
【欧州】EU財務相理事会 / 国際エネルギー機関(IEA)月報 / 独CPI(6月)
【その他】
中国貿易収支(6月)
<海外決算>
ペプシコ / JPモルガン / ゴールドマン

7/14
<国内予定>
日銀国債買いオペ(1-10年,25年超) / 設備稼働率(5月) / 鉱工業生産(5月)
<海外予定>
【米国】米FRB議長,半期に1度の議会証言(下院金融委員会) / 米地区連銀経済報告(ベージュブック)公表 / 米ミネアポリス連銀総裁,討論会参加 / 米PPI(6月)
【欧州】ユーロ圏鉱工業生産(5月) / 英CPI(6月)
<海外決算>
BofA / ウェルズ・ファーゴ / ブラックロック / シティグループ/ デルタ航空

7/15
<国内予定>
流動性供給入札(残存期間1年超5年以下) / 国庫短期証券(3カ月)入札 / 第3次産業活動指数(5月)
<国内決算>
Fリテイリ(9983)
<海外予定>
【米国】米FRB議長,半期に1度の議会証言(上院銀行委員会) / 米独首脳会談 / 米シカゴ連銀総裁,ロッキーマウンテン・エコノミック・サミットに参加 / 米シカゴオートショー / 米輸入物価指数 (6月) / 米鉱工業生産(6月) / ニューヨーク連銀製造業景況指数(7月)
【欧州】OPEC月報 / 英ILO失業率(3-5月)
【その他】中国新築住宅価格(6月) / 中国GDP(2Q) / 中国小売売上高・工業生産・都市部固定資産投資(6月) / 豪雇用統計(6月)
<海外決算>
TSMC / モルガンS / アルコア

7/16
<国内予定>
日銀金融政策決定会合(展望リポート) / 黒田総裁会見
<海外予定>
【米国】米ニューヨーク連銀総裁イベント挨拶 / 小売売上高(6月) / ミシガン大学消費者マインド指数(7月) / 米企業在庫(5月) / 対米証券投資(5月)
【欧州】欧州新車販売台数(6月) / ユーロ圏CPI(6月)
<海外決算>
エリクソン


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