JGBトレーディングフロア(2021年5月6日)

債券相場は上昇。国内債券市場が休場の間、米長期金利は緩やかな低下傾向が続き、その流れを受けて買い先行で始まった。ただその後は、上値を追う動きは限定的で、もみ合いに終始した。
来週は10年債、30年債の入札が続くことや、また緊急事態宣言の延長が財政措置の面で不透明感を強めるのではといった声もあるようだ。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、5-10年4500億円、10-25年2000億円(金額は事前通知通り)。応札倍率はそれぞれ2.20倍、2.58倍。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2021年4月30日)

債券市場は超長期債が下落。大型連休を控え、市場参加者が限られる中、米長期金利に再び先高観が見え始めたことや連休明けのややタイトな入札日程を警戒してやや売り圧力が強まったようだ。

【来週のスケジュール】
5/3
<国内予定>
祝日(憲法記念日)
*<海外予定>
【米国】米自動車販売(4月) / ISM製造業景況指数(4月) / 建設支出(3月)
【欧州】G7外相会合(ロンドン) / 英株式市場休場(祝日) / ユーロ圏製造業PMI(4月)
【その他】中国市場休場(祝日,5日まで) / アジア開発銀行年次総会(オンライン形式) / 香港GDP(1Q)
<海外決算>
ウエストパック銀行ほか

5/4
<国内予定>
祝日(みどりの日)
<海外予定>
【米国】米貿易収支(3月) / 米製造業受注(3月)
【欧州】特になし
【その他】豪中銀,政策金利発表 / 中国財新製造業PMI指数(4月)
<海外決算>
ファイザー / プルデンシャル / Tモバイルほか

5/5
<国内予定>
祝日(こどもの日)
<海外予定>
【米国】米シカゴ連銀総裁講演(オンライン) / WTO一般理事会 / 米ISM非製造業総合景況指数(4月)
【欧州】ユーロ圏総合・サービス業PMI(4月) / ユーロ圏PPI(3月)
<海外決算>
メットライフ / ウーバー / GM / ペイパルほか

5/6
<国内予定>
国庫短期証券(6カ月)入札 / 日銀金融政策決定会合議事要旨(3月18・19日分) / 自動車販売台数 (4月)
<国内決算>
ヒロセ電機(6806) / 丸紅(8002) / 任天堂(7974) / 協和キリン(4151)ほか
<海外予定>
【米国】米ダラス連銀総裁討論会参加
【欧州】ECB経済報告 / 英中銀,政策金利発表 / 英地方選挙(スコットランド議会選,ロンドン市長選など) / ユーロ圏小売売上高(3月) / 独製造業受注(3月)
【その他】中国財新サービス業・コンポジットPMI(4月)
<海外決算>
INGグループ / AIG / フォルクスワーゲン / モデルナ / ソシエテ・ジェネラルほか

5/7
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / 流動性供給入札(残存期間1年超5年以下) / 毎月勤労統計(3月) / マネタリーベース月末残高(4月)
<国内決算>
オリンパス(7733) / ミネベア(6479) / リコー(7752) / 三菱商(8058) / 住友商(8053) / JAL(9201) / 日本製鉄(5401) / 花王(4452) / AGC(5201) / JFEHD(5411)ほか
<海外予定>
【米国】米雇用統計(4月) / 米卸売在庫(3月) / 米消費者信用残高(3月)
【欧州】独貿易収支(3月) / 独鉱工業生産(3月)
【その他】中国外貨準備高(4月) / 中国貿易収支(4月)
<海外決算>
クレディ・アグリコル / BMW / アディダス / シーメンスほか


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ウィークリーレポート(2021年5月5日)

4月の月間株式市場は、NYダウは+2.71%、ユーロストックス50指数+1.42%と米欧ともに3か月続伸、一方、日経平均は▲1.25%と反落となりました。米国長期金利は11bp低下の1.62%となりました。

日本市場がゴールデンウイークで連休中の動きとしては、5/4に” 米経済が過熱しないよう確実を期するには、金利はやや上昇せざるを得ないかもしれない”とイエレン財務長官の発言が報じられ、ナスダック総合指数は一時、前日比▲2.95%まで下落しました。
その後、利上げを予想・推奨する発言ではなく一般論であるとして発言を訂正、5/5の時間外市場ではやや値を戻しています。CME日経平均は連休最終日に4/30比で▲20円(5/5 13:00)とほぼ変わらずとなっています。

裁定取引残高は476億円の買い越しと売り買いほぼ拮抗しており、先物手口情報でも米系証券が売り越す一方、欧州系証券は買い越しに転じるなど足並みはそろわず、台湾市場でも海外投資家の売買動向はフラットになっており、連休明けの市場も引き続き方向感のない展開が続きそうです。

(Bloomberg)イエレン財務長官、利上げを予想も推奨もせず-FRBの独立性尊重
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-05-04/QSLNF4T0G1KW01

上述のイエレン財務長官の発言とは関係なく、連休中のNASDAQ総合指数は3日続落となっており、米欧ともにハイテク銘柄は弱い一方、素材・資本財・金融セクターは強く、1Q決算に対してハイテク銘柄は出尽くし売り/シクリカル銘柄は見直し買いとなっています。
日本市場での4月セクター別騰落率では海運業が+13.73%と上昇率TOPとなり、鉄鋼+3.57%、証券+1.54%とバリュー銘柄が続きましたが、連休中の米国株市場の動きを見ると、引き続きハイテク売り/シクリカル買いの流れが続きそうです。


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