JGBトレーディングフロア(2020年12月15日)

債券相場は上昇。新発10年債利回りはゼロ%に低下した。長期、超長期の年内入札が終わる中、第3次補正予算や来年度国債発行計画に伴う国債増発への警戒感も薄らいできたことで、手控え気味になっていた買いの動きが活発化し、需要の引き締まりが示された。この日の流動性供給入札の結果が良好だったことも、それを裏付けた格好となった。

【メモ】
流動性供給入札(323回、残存期間5年超15.5年以下)
最大利回り格差はマイナス0.007%、平均利回り格差はマイナス0.008%、応札倍率3.93倍(前回3.27倍)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2020年12月14日)

債券市場は手掛かり材料に欠ける中、来年度の国債発行計画に伴う超長期債の増発の思惑がくすぶっている様子。前週末の国債市場特別参加者会合で40年債の増発を求める声が多かったことで、超長期債は売りが優勢となった。ただ大量償還となる今月は年末に向けて需給が引き締まりやすく、底堅さは継続しておりその動きは限定的とのこと。


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JGBトレーディングフロア(2020年12月11日)

債券相場は超長期債を中心に上昇。第3次補正に伴う超長期債の増発観測が後退し、超長期ゾーンに買い圧力が掛かった。またこの日の日銀国債買いオペの結果が需給の引き締まりを示したことも、中長期債相場の上昇を促した。

【今週のスケジュール】
12/14
<国内予定>
日銀CPオペ / 日銀短観 / 営業毎旬報告(12月10日現在) / 鉱工業生産(10月) / 第3次産業活動指数(10月)
<国内決算>
神戸物産 (3038)
<海外予定>
(米国)米大統領選挙,選挙人投票 /
(欧州)メルシュECB理事任期終了 / OPEC月報 / ユーロ圏鉱工業生産(10月)
(その他)中国新築住宅価格(11月)

12/15
<国内予定>
国庫短期証券(6カ月)入札 / 流動性供給入札(残存期間5年超15.5年以下) /
<海外予定>
(米国)FOMC(16日まで) / ニューヨーク連銀製造業景況指数(12月) / 輸入物価指数 (11月) / 鉱工業生産指数 (11月) / 対米証券投資 (10月)
(欧州)国際エネルギー機関(IEA)月報 / 英ILO失業率 (8-10月)
(その他)中国工業生産、小売売上高、都市部固定資産投資 (11月)

12/16
<国内予定>
日銀買いオペ(1-10年) / 国庫短期証券(1年)入札 / 貿易収支(11月) / 訪日外客数(11月)
<海外予定>
(米国)FOMC声明発表,議長記者会見,経済予測 / 小売売上高 (11月) / 企業在庫 (10月) / マークイット製造業、サービス業、総合PMI (12月) / NAHB住宅市場指数 (12月)
(欧州)ユーロ圏財務相会合(ユーログループ、オンライン) / ユーロ圏総合PMI (12月) / ユーロ圏製造業PMI (12月) / ユーロ圏サービス業PMI (12月) / 英CPI (11月)
(その他)中国工業生産、小売売上高、都市部固定資産投資 (11月)

12/17
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札
<海外予定>
(米国)米FDA諮問委員会,モデルナの新型コロナワクチン巡り会合 / 住宅着工件数 (11月) / フィラデルフィア連銀製造業景況指数 (12月)
(欧州)欧州新車販売台数 (11月) / ユーロ圏CPI (11月) / 英中銀,政策金利発表
(その他)豪雇用統計(11月)/ ニュージーランドGDP(3Q)

12/18
<国内予定>
日銀金融政策決定会合 / 黒田日銀総裁会見 / 全国CPI (11月)
<海外予定>
(米国)米経常収支 (3Q) / 景気先行指標総合指数 (11月) / 景気先行指標総合指数 (11月)
(欧州)
(その他)ロシア中銀、政策金利発表


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ウィークリーレポート(2020年12月11日)

12月第2週の株式市場は、日経平均▲0.37%、NYダウ▲0.57%、ユーロストックス50▲1.51%とまちまちな展開となりました。米国市場は追加経済対策を巡る進展をにらみながら神経質な展開となり、また欧州市場ではBREXITをめぐる交渉難から小幅安となりました。
日経VIは前週比▲1.61ptの19.97ptと低下したものの米国VIXは+2.52pt上昇の23.31ptとなりました。
木曜日に発表された投資部門別売買動向(~12/4)では現先合算で海外勢が5週ぶりに525億円の売り越しとなり、上値の重さが確認されました。
週刊ポスト(12月18日号)では『日本株”暴騰第3波”』と株価の上昇を予想していますが、専門誌ではなく一般大衆紙が強気予想を出してくるときは要警戒です。とはいえFOMCを前に大きく崩れることは考えにくく、引き続き小幅な調整に留まると思われます。


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JGBトレーディングフロア(2020年12月10日)

債券相場は30年、40年の超長期債を中心に上昇。この日に行われた20年債入札がやや弱めの結果となり、いったんは売られたが、国債の大量償還がある中、年内の供給が2年債と流動性供給入札に限られる好需給を背景にプラス利回りの超長期債が買われる展開。

【メモ】
☆20年債入札(174回リオープン,CPN0.4%)落札結果
最低落札価格100円50銭(0.372%)、平均落札価格100円62銭(0.366%)、応札倍率3.01倍(前回3.61倍)。(事前予想中央値100円55銭)


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