JGBトレーディングフロア(2018年11月5日)

(17:30)
国内債は先物や中期ゾーンの上昇が目立った。先週末に高まった米中貿易の改善期待が依然不安定で、再度買い直されたとの見方。7年-10年のスプレッドは14bp台に拡大した。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは1年以下500億円/10-25年1800億円/25年超500億円。(金額は据置き)応札倍率は、4.18倍/3.16倍/3.51倍。

☆黒田日銀総裁会見(名古屋市)
「緩和継続が金融システムに影響与える可能性は十分認識」「5、10、15年でみれば金融機関ますます厳しさ増す可能性」「機能度を高める工夫はいろいろあり得る-国債市場」「従来より国債購入少ない下で長短金利操作できている」「日銀の緩和政策がさらに5、10、15年続くとは思わない」


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

ウィークリーレポート(2018年11月2日)

~11/2の週に発表された週次統計(10/22~10/26)では、海外投資家の日本株売りは1兆3057億円と、三週連続の1兆円越えとなり、累積値では、黒田日銀総裁就任から始まる異次元緩和以来の買い越し分を全て売り払った状況となりました。また、裁定買い残高の水準は1兆0614億円と2016年11月以来の低水準まで落ち込んでいます。
このように売られ過ぎの状況からの反発となった週でしたが、週末金曜日(11/2)には、トランプ大統領が中国との貿易合意の草案作成を指示とのニュースが日本市場へ流れ、前日比556円と大幅高となりました。週間では+5%、NYダウも+2.36%となりました。

(Bloomberg)トランプ大統領が中国との貿易合意の草案作成を要請
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-11-02/PHJUVD6JIJUV01

前回の米国中間選挙は2014年で、今年と同様に10月月初から株価が崩れていましたので比較チャート掲載します。当時は選挙終了前に日銀の異次元緩和第2弾により、安値圏から一気に高値更新まで株高が進みましたが、追加緩和の前にすでに下落分の6割まで戻していました。今年は10月末の政策決定会合では追加緩和はありませんでしたが、やはり61.8%の水準までは自然に回復するものと思われます。

冒頭で書いたように、海外投資や裁定買い残高に影響を及ぼすヘッジファンドなどはかなりの売り過ぎの状態と思われ、また、米国中間選挙終了後の米国株高アノマリーも合わせると、年末まで堅調な相場展開となりそうです。
目先の目標株価としては61.8%の23000円、次に予想PERをベースにした24000円を意識していく展開に期待します。

図.


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2018年11月2日)

(17:30)
国内債は、午後から下落に転じた。 「トランプ大統領が中国との貿易合意の草案作成を要請した」とする報道をきっかけに、国内株が買われ為替も円安ドル高に振れたことで、売り圧力が強まった。ただ内容は正式なものではなく(関係者取材)、先物も150円56銭を安値にその後下げ止まる動き。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは1-3年3500億円/3-5年4000億円/5-10年4500億円。(1-3年、3-5年500億円増加、5-10年は据置き)応札倍率は、2.87倍/2.61倍/4.44倍。

【来週の予定】

11/5 日銀買いオペ(10年超)/ 黒田総裁挨拶(名古屋市) / 金融政策決定会合議事要旨(9/18,/19)
【米】イラン制裁第2弾発動 /【欧】ユーロ圏財務相会合
11/6 物価連動債入札 / 家計調査(9月)
【米】中間選挙 / 米10年債入札 /【豪】BOA政策金利
11/7 布野審議委員講演(高知市) / 補正予算成立見通し
【米】FOMC(~8日) / 米30年債入札 /【欧】ユーロ圏小売売上高
11/8 金融政策決定会合「主な意見」(10/30,/31分) / 機械受注(9月)
【米】FOMC声明発表 / 【欧】BOE政策金利
11/9 日銀買いオペ(1-5、10年超)
【米】ミシガンマインド指数(11月速報値)

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JGBトレーディングフロア(2018年11月1日)

(17:30)
日銀オペの運営方針の変更で前日に下げた先物の夜間セッションにサヤ寄せする形で下落してスタートするも、この日の10年債入札結果は好調な内容となり、午後から買い戻される展開となった。
【メモ】
☆10年債入札(352回債リオープン、CPN0.1%)入札結果
最低落札価格99円63銭(0.137%)、平均落札価格99円65銭(0.135%)、応札倍率4.33倍(前回4.21倍)。(事前予想中央値99円62銭)

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