(17:30)
本日の5年債入札(#135リオープン)は、平均落札価格101.09円、平均利回り-0.120%、足切り101.08円(-0.118%)と事前予想101.07円を上回り、応札倍率(4.40倍)も前回(4.18倍)を上回るなど好調に終わったものの、手掛かりに乏しく、全体としては日米首脳会談(17日~)の見極めムード。
通商問題で円安批判・日銀緩和政策への批判に及ぶ可能性を警戒する向きも。
(17:30)
本日の5年債入札(#135リオープン)は、平均落札価格101.09円、平均利回り-0.120%、足切り101.08円(-0.118%)と事前予想101.07円を上回り、応札倍率(4.40倍)も前回(4.18倍)を上回るなど好調に終わったものの、手掛かりに乏しく、全体としては日米首脳会談(17日~)の見極めムード。
通商問題で円安批判・日銀緩和政策への批判に及ぶ可能性を警戒する向きも。
(17:30)
国内債券市場は小幅下落。13日の米英仏のシリア空爆による影響は限定的だった。
若田部副総裁が参議院決算委員会に出席し(夕方)、
「現在の政策、マクロ経済全体への弊害は顕在化していない。」
「金融機関収益下押しの累積リスクは認識」
「金融を引き締める手段は持っている」など述べた。
超長期ゾーンは足元のフラットニングで、引続き買いオペの減額修正を警戒(20-30年SP=20bps)。米国債利回りは、アジア時間でやや上昇基調だった(先週末比+3bps、2.860%を伺う動き)。
日本時間4/14(土)に米英仏連合がシリアへ攻撃を行いました。欧米市場の取引終了後での攻撃ですので、月曜の朝からこの影響を真っ先に織り込むのは日本市場となります。
化学兵器を使用したシリアへの攻撃は、昨年のちょうど同じころ、2017年4月7日にも行われました。当時の株価の変遷は下記の表の通りです。日曜日の主要各紙は一面にシリアへの攻撃を取り上げていますが、市場への影響は非常に限定的となりそうです。
日本時間 | 日経平均株価(前日比) | NYダウ(前日比) |
2017.4.6(木) | 18,597.06 (▲264.21) | 20,662.95 (+14.80) |
2017.4.7(金) シリアへミサイル攻撃 |
18,664.63(+67.57) | 20,656.10(▲6.85) |
2017.4.10(月) | 18,797.88 (+133.25) | 20,658.02 (+1.92) |
4/12(木)に発表された投資部門別売買動向から、海外投資家が4/2~4/6の週に現物・先物合計で4427億円の大幅買い越しであった事がわかりました。13週ぶりの買い越しとなります。1月2週目以降続いていた海外投資家の売りが止んだことで、ひとまず下値を掘り下げていく不安は後退したと言え、今後はどこまでリバウンドが継続するかに関心が集まりそうです。
終値ベースでの安値である3/23の株価を基準に、2013年5月のテーパリングショック、2015年7月のチャイナショック時の安値を重ねたものが下のチャートになります。いずれのショック時も、下落幅の7割以上をいったん取り戻しており、当面は23,300円あたりへの戻りを期待できそうです。
(17:30)
足元のフラットニングが顕著化していることから、本日実施の日銀オペ(1-5年、10年超)の減額が警戒されたが、据置きだったことから超長期債利回りは低下。一方、中期ゾーンは重く(応札倍率5.22倍)、先物は上値抑えられた格好に。
【来週予定】
4/16(月) | 日銀の雨宮副総裁挨拶(FinTechコンファレンス) |
【米】小売売上高 | |
4/17(火) | 5年入札 |
【米】日米首脳会談(フロリダ、~/18) /【中】1-3月GDP | |
4/18(水) | 日銀オペ(1.5,5-10年) |
【米】ベージュブック | |
4/19(木) | 20年入札 |
4/20(金) | 日銀オペ(5-10, 10年超)/全国CPI(3月) |
【米】G20財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン) | |