朝に北朝鮮のミサイル発射があり小幅高の展開に(2017年4月5日)


株式市場概況
TOPIX指数は前日比+0.12ポイント(+0.01%)の1504.66ポイント、日経平均株価は+51.02(+0.27%)の18861.27ポイントと小幅高となりました。昨晩の米国株は小幅高で、原油価格の上昇からインフレ期待の高まり、金利が上昇したことからドルが高くなり、朝方は日経平均株価で100円高以上する場面もありましたが、昼休み明けには前日比でマイナスに沈む場面もありました。下値では昨日同様押し目買い意欲が感じられましたが、上値も重い印象を受ける相場展開でした。
また本日の6時半ごろに北朝鮮がミサイルを発射したことが確認され、地政学リスクが意識されました。
セクター別では精密機器、情報通信、非鉄金属が高く、石油・石炭、鉱業、空運が下げる展開となっています。スタイルインデックスでは、昨日下落率が最も大きかったマザーズ指数が上昇率トップとなりました。その他は+0.27%から-0.24%と若干の凸凹はあるものの、大きな動きはありませんでした。

マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比6.94ポイントの1036ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は108(48.0%)、下落銘柄数は107(47.6%)、変わらずは10(4.4%)、売買代金は前日比-477億円の1109億円と前日比で減少しました。
上昇寄与度上位銘柄はCYBERDYNE(7779、前日比44、終値1,600)、アスカネット(2438、前日比280、終値2,308)、そーせいグループ(4565、前日比120、終値10,660)、下落寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比-30、終値5,430)、WASHハウス(6537、前日比-340、終値5,310)、ACCESS(4813、前日比-8、終値929)となりました。売買代金上位銘柄はアスカネット、そーせいグループ、ジーエヌアイグループ(2160、前日比7、終値853)でした。

マザーズ先物は前日比9ポイントの1013ポイントで一日の取引を終えました。出来高は766枚でした。


本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2017年4月5日)

(10:10)
日銀買いオペ通告 1-3年、3-5年、5-10年、物価連動債。
http://www3.boj.or.jp/market/jp/stat/of170405.htm

(12:00)
落札結果
http://www3.boj.or.jp/market/jp/stat/ba170405.htm

(17:30)
日銀買いオペでオファーの減額が残存1-3年の200億円に限られことで中長期ゾーンは確りとなる一方、超長期債利回りは、明日の流動性供給入札を控えて小甘い展開、イールドカーブはスティープニングした。
特に超長期ゾーンについては、米トランプ政策の先行きや、米中首脳会談の行方などに不透明感漂い、新年度入りした投資家もまだ動けない様子。

本日の国債利回り


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
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地政学リスクを意識し株価は下げる展開に(2017年4月4日)

株式市場概況
 TOPIX指数は前日比-12.49ポイント(-0.82%)の1504.54ポイント、日経平均株価は-172.98ポイント(-0.91%)の18810.25ポイントと下落しました。昨晩の米国株は小幅安だったものの、米国金利の低下幅が大きく、為替でドル安が進行しました。日本市場でもドル安の流れが継続し、ドル円は1ドル=110円40銭(昨日の引けでは1ドル=111円50銭)となり、株価も弱い展開となりました。特にこれまで堅調だった小型株の下落が目立ちます。
 下落幅が大きくなった要因には、北朝鮮情勢が不透明化してきたことが挙げられます。昨日、米国のトランプ大統領が北朝鮮に関して「北朝鮮の核の脅威を取り除くために、米国が単独行動をとる」と発言を行いました。それに続き日本の駐韓大使が帰任したことが、有事の際の法人対応に向けてではないかとの見通しが浮上し、地理的に近い日本株を手じまう動きが出ました。地政学リスクが懸念される際に買われる石川製作所(6208、前日比150円、終値1,012円)はストップ高まで買われました。
 セクター別では石油・石炭、陸運、電気ガスが上昇し、海運、証券・商品、非鉄金属の下げ幅が大きくなりました。スタイルインデックスは全て下落し、前述したよう、マザーズ、東証2部、TOPIXスモールの下げ幅が大きくなりました。

 
 昨晩はロシアでテロもあり、若干地政学リスクが意識される展開となっています。米中首脳会談では北朝鮮の核に関しても話されるようで、中国が何らかの良い提案を行うことが期待されます。

マザーズ市場概況
 マザーズ指数は前日比-34.22ポイントの1029.06ポイントと下落して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は11(4.9%)、下落銘柄数は213(94.7%)、変わらずは1(0.4%)、売買代金は前日比347億円の1586億円と前日比で増加しました。
上昇寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比40、終値5,460)、アカツキ(3932、前日比80、終値4,850)、リボミック(4591、前日比17、終値760)、下落寄与度上位銘柄はジーエヌアイグループ(2160、前日比-74、終値846)、CYBERDYNE(7779、前日比-37、終値1,556)、ACCESS(4813、前日比-89、終値937)となりました。売買代金上位銘柄はジーエヌアイグループ、ミクシィ、そーせいグループ(4565、前日比-20、終値10,540)でした。

マザーズ先物は前日比-38ポイントの1004ポイントで一日の取引を終えました。出来高は821枚でした。



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JGBトレーディングフロア(2017年4月4日)

(12:45)
財務省:10年利付国債の入札結果
10年債(346回リオープン CPN0.1% 4/6発行)
最低落札価格 100.32(利回り0.067%)
平均落札価格 100.35(利回り0.064%)
応札倍率 3.96倍(前回3.74倍)
http://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/nyusatsu/resul20170404.htm

(17:30)
注目の10年債入札(346回)は、最低落札価格が事前の予想と一致し、応札倍率も前回を上回るなど、まずまずの結果。円高と国内株安が、債券市場の下支えとなった。明日は、買入れレンジが引き下げられた1-5年を含む日銀買いオペに注目集まる。

本日の国債利回り


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新年度初日は強い展開に(2017年4月3日)

株式市場概況

株価は上昇し、TOPIXは前日比+0.29%の1517.03ポイント、日経平均株価は前日比+0.39%の18983.23ポイントで取引を終えました。本日は前日比プラスで寄り付いたものの、その後は19,000円を下回っての推移となっていましたが、14時過ぎから上値を積極的に買われる動きが見られ、19,000円を上回りました。その後再び下げ、日経平均株価の引け値は19,000円を割り込んで引けましたが、現物引け後15分間取引が行われる先物は19,050円で引けました。

本日は、第1四半期に強かったマザーズ指数が弱く、また大型株では金融関連が売られ、上値が重い展開となっていました。14時の買いはきっかけなどはなかったものの、先物に買いが入ったようです。

セクター別ではその他製品、食料品、水産農林の上昇率が大きく、石油・石炭、非鉄金属、鉄鋼の下げが大きくなりました。内需関連への買いに対し、素材や金融関連への売りという展開で新年度の取引が開始されました。

スタイルインデックスではミッド400、TOPIXグロース、日経平均が強く、マザーズ、REIT指数、TOPIXバリューが下落となりました。

個別では3度目の決算発表の延期の可能性が報道された東芝(6502、前日比-13.2円、終値228.2円)が大きく下落しました。一方、半導体関連は買いが優勢となり東京エレクトロン(8035、前日比+290円、終値12,445円)が高くなりました。

今週、世界の注目は6、7日に行われる米中首脳会談に集まります。

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比-7.61ポイントの1063.28ポイントと下落して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は70(31.1%)、下落銘柄数は148(65.8%)、変わらずは7(3.1%)、売買代金は前日比267億円の1239億円と前日比で増加しました。

上昇寄与度上位銘柄はジーエヌアイグループ(2160、前日比63、終値920)、ミクシィ(2121、前日比60、終値5,420)、WASHハウス(6537、前日比330、終値5,790)、下落寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565、前日比-320、終値10,560)、ディー・ディー・エス(3782、前日比-36、終値1,198)、Gunosy(6047、前日比-72、終値2,470)となりました。売買代金上位銘柄はジーエヌアイグループ、そーせいグループ、ディー・ディー・エスでした。

マザーズ先物は前日比-9.5ポイントの1042ポイントで一日の取引を終えました。出来高は434枚でした。


本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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