JGBトレーディングフロア(2022年10月3日)

債券相場は上昇。日銀が10-12月期の国債買い入れ予定額を超長期債中心に増やしことが買いにつながった。20年債の利回りは1週間ぶりの水準で再び1%を下回った。先週は、海外金利の急上昇からリスク許容度の低下も懸念されていたこともあり、海外金利の落ち着きから、巻き戻しの動きも活発化したようだ。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,365~367回) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,356、357回) 落札金額0億円。

【今週のスケジュール】
10/3
<国内予定>
臨時国会召集(岸田首相所信表明演説) / 金融政策決定会合における主な意見(9月21・22日分) / 日銀短観 / 自動車販売台数(9月)
<海外予定>
【米国】米アトランタ連銀総裁あいさつ(同連銀主催の会議) / 米ニューヨーク連銀総裁講演 / 自動車販売(9月) / ISM製造業景況指数(9月) / 建設支出(8月)
【欧州】英財務相,演説(英保守党大会) / ユーロ圏財務相会合(ユーログループ) / ノーベル医学生理学賞受賞者発表 / S&Pグローバル・ユーロ圏製造業PMI(9月)
【その他】中国,国慶節で休場(7日まで,10日に取引再開)

10/4
<国内予定>
10年国債入札 / 東京CPI(9月) / マネタリーベース(9月)
<海外予定>
【米国】ダラス連銀総裁あいさつ(アトランタ連銀主催イベント) / ニューヨーク連銀総裁あいさつ(同連銀主催のイベント) / クリーブランド連銀総裁講演(シカゴ連銀主催イベント) / サンフランシスコ連銀総裁講演(外交問題評議会(CFR)) / 製造業受注(8月) / 求人件数(8月)
【欧州】EU財務相理事会 / ノーベル物理学賞受賞者発表 / ユーロ圏PPI(8月)
【その他】豪中銀,政策金利発表

10/5
<国内予定>
日銀,需給ギャップと潜在成長率
<国内決算>
イオン(8267)
<海外予定>
【米国】アトランタ連銀総裁講演 / 米貿易収支(8月) / ISM非製造業総合景況指数(9月)
【欧州】「OPECプラス」閣僚級会合 / 英首相,演説(英保守党大会) / ノーベル化学賞受賞者発表 / ドイツ15年債入札 / S&Pグローバル・ユーロ圏総合PMI(9月) / S&Pグローバル・ユーロ圏サービス業PMI(9月)
【その他】*****

10/6
<国内予定>
国庫短期証券(6カ月)入札 / 流動性供給入札(残存期間5年超15.5年以下) / 日銀支店長会議 / 日銀地域経済報告(さくらリポート,10月)
<国内決算>
7&iHD(3382)
<海外予定>
【米国】シカゴ連銀総裁,質疑応答参加 / クックFRB理事講演(ピーターソン国際経済研究所) / クリーブランド連銀総裁講演
【欧州】ECB議事要旨(9月会合分) / ノーベル文学賞受賞者発表 / ユーロ圏小売売上高(8月) / 独製造業受注(8月)
【その他】*****

10/7
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / 日銀,コール市場残高(9月) / 毎月勤労統計 / 営業毎旬報告(9月30日現在) / 景気動向指数(8月)
<国内決算>
安川電(6506)
<海外予定>
【米国】ニューヨーク連銀総裁,質疑応答参加 / 米雇用統計(9月) / 卸売在庫(8月) / 消費者信用残高(8月)
【欧州】EU首脳非公式会議(プラハ) / ノーベル平和賞受賞者発表 / 独鉱工業生産(8月)
【その他】中国外貨準備高(9月)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年9月30日)

債券相場は先物や長期債を中心に上昇。月末の買い需要に加え、夕方発表の日銀の国債10-12月期の買い入れ予定で増額観測が出ていることが手掛かりとなった。ただ海外金利の先高観も強く、積極的な買いには繋がってないようだ。今週は比較的大きく動いたこともあり、ポジション調整の色合いが強いとの見方。

午後5時発表された、10月の買いオペ方針では、長期債以降のゾーンで増額を行った。

【メモ】
☆日銀定例買入オペ3-5年4750億円、5-10年5500億円、10-25年1250億円、25年超500億円(定例オペ、5-10年ゾーン増額)。応札倍率は、それぞれ1.60、1.13、3.25、3.49倍。
☆国債買入(固定利回り方式,365~367回) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,356、357回) 落札金額0億円。
☆10月買いオペは、5-10年を500億円×4回、10-25年1250億円×2回、25年超500億円×2回分増額した。


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JGBトレーディングフロア(2022年9月28日)

債券相場は超長期債が大幅上昇。イングランド銀行が英国債を無制限で購入すると表明し、28日の米長期金利が大幅低下したことを受けて買いが優勢だった。日銀が指し値オペを継続していることも相場の支えとなった。ただその後、引けにかけて先物相場などは米国債の時間外取引での下落に連れる形で上げ幅を縮めた。この日の2年債入札も、事前予想を上回り、無難に通過した。

【メモ】
☆2年債入札(441回,CPN 0.005%)落札結果
最低落札価格100円09銭5厘(-0.042%)、平均落札価格100円10銭3厘(-0.046%)、応札倍率4.78倍(前回3.61倍)。(事前予想価格100円08銭5厘)
☆国債買入(固定利回り方式,365~367回) 落札金額8750億円 / 国債買入(固定利回り方式,356、357回) 落札金額0億円。


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JGBトレーディングフロア(2022年9月28日)

債券相場は超長期債が続落。米長期金利が約12年ぶりに4%まで上昇したことや、英国を中心とした欧州債の軟調地合いが影響し売り圧力が掛かった。一方、中長期債は日銀の指し値オペ継続が下支えとなり下げは限定的、先物は取引終了にかけて買戻し的な動きとなった。
ただ夕方の欧州市場では、開始直後より引き続き国債が軒並み売られており、先物も再び軟化するなど、やや方向感を見極めにくい状況が続いている。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,365~367回) 落札金額14628億円 / 国債買入(固定利回り方式,356、357回) 落札金額0億円。


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JGBトレーディングフロア(2022年9月27日)

債券相場は下落。欧米長期金利の大幅上昇を背景に超長期債を中心に売りが優勢だった。新発の20年債は2015年12月以来の1%超え。ただ、その後の40年債入札を無難に通過したことや日銀の臨時の国債買い入れオペの実施などが下支えとなり一段安には至らなかった。
夕方の先物夜間取引では、欧州金利の低下に連れる形で、買いが優勢の展開、148円台を回復している(16:00)

☆日銀定例買入オペ5-10年1500億円、10-25年1000億円(臨時オペ)。応札倍率は、それぞれ3.46、2.12倍。
☆国債買入(固定利回り方式,365~367回) 落札金額1474億円 / 国債買入(固定利回り方式,356、357回) 落札金額0億円。


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