JGBトレーディングフロア(2022年11月25日)

債券相場は下落。長期金利は約2週間ぶりに日銀YCCの上限0.25%に達した。40年債入札は無難に通過したものの、超長期債も軟調に推移した。朝方発表された東京都区部のCPIが事前予想を上回ったこともあり、日銀の金融政策の修正の思惑が再び蒸し返されたようだ。

【メモ】
☆40年債入札(15回,CPN 1.0%)落札結果(ダッチ方式)
発行価格83円06銭(応募者利回り1.580%)、応札倍率2.35倍(前回2.36倍、事前予想利回り1.585%)
☆国債買入(固定利回り方式,366~368回) 落札金額136億円 / 国債買入(固定利回り方式,356回) 落札金額0億円。

【来週のスケジュール】
11/28
<国内予定>
日銀国債買いオペ,(3-5年,5-10年,10-25年,25年超)
<海外予定>
【米国】ニューヨーク連銀総裁講演(オンラインイベント) / セントルイス連銀総裁インタビュー / サイバーマンデー(感謝祭翌週の月曜日)
【欧州】G7司法担当閣僚会合(ベルリン) / ECB総裁開会の辞(欧州議会の公聴会) / EU外相理事会(開発) / ユーロ圏マネーサプライ(10月)
【その他】*****

11/29
<国内予定>
2年債入札 / 日銀国債買い入れ日程(12月) / 完全失業率(10月) / 小売売上高(10月) / 百貨店・スーパー売上高(10月)
<海外予定>
【米国】米1年債入札 / FHFA住宅価格指数(9月) / 主要20都市住宅価格指数(9月) / 消費者信頼感指数(11月)
【欧州】NATO外相会合(ブカレスト) / イタリア10年,5年債入札 / ユーロ圏消費者信頼感指数(11月) / ユーロ圏景況感指数(11月) / 独CPI(11月)
【その他】*****

11/30
<国内予定>
鉱工業生産(10月) / 住宅着工件数(10月) / 外国為替平衡操作の実施状況(10月28日-11月28日)
<海外予定>
【米国】ボウマンFRB理事講演 / クックFRB理事講演 / パウエルFRB議長講演 / 米地区連銀経済報告(ベージュブック)公表 / 米卸売在庫(10月) / 米GDP(3Q,改定値) / 米求人件数(10月) / 米中古住宅販売成約指数(10月)
【欧州】ベルリン安全保障会議(BSC),独首相基調演説 / ドイツ10年債入札 / ユーロ圏CPI(11月) / 独失業率(11月)
【その他】中国製造業・非製造業PMI(11月)

12/1
<国内予定>
10年利付国債入札 / 野口日銀審議委員講演(秋田県金融経済懇談会) / 黒田日銀総裁あい
さつ(アジア開発銀行研究所25周年記念式典ビデオメッセージ) / 日銀,債券市場サーベイ(11月調査) / 法人企業統計(7-9月期) / auじぶん銀行日本製造業PMI(11月) / 自動車販売台数(11月)
<海外予定>
【米国】ダラス連銀総裁イベントでスピーチ / 米ボウマンFRB理事講演 / バーFRB副議長(銀行監督担当)講演 / 米仏首脳会談(ホワイトハウス) / 自動車販売(11月) / 個人所得・支出(10月) / S&Pグローバル米製造業PMI(11月) / 米建設支出(10月) / 米ISM製造業景況指数(11月)
【欧州】EUミシェル大統領訪中,習主席と会談(北京) / 欧州安全保障協力機構(OSCE)閣僚会合(ポーランド) / S&Pグローバル・ユーロ圏製造業PMI(11月) / ユーロ圏失業率(10月)
【その他】中国財新製造業PMI(11月)

12/2
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / 黒田日銀総裁あいさつ(ASEAN+3マクロ経済リサーチ・オフィス(AMRO)主催フォーラム) / マネタリーベース(11月) / 営業毎旬報告(11月30日現在)
<海外予定>
【米国】米シカゴ連銀総裁基調講演 / 米雇用統計(11月)
【欧州】ECB総裁,パネル討論会に参加(バンコク) / ユーロ圏PPI(10月)
【その他】*****


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年11月24日)

債券相場は上昇。昨晩公開された11月の米FOMC議事要旨は、ハト派的な内容が目立ち、利上げペースの減速観測から米国金利が低下し、国内債も買い優勢で始まった。ただその後は、今晩の米国市場が休場前で、時間外取引が低調だったこともあり、買い一巡後は伸び悩みとなり、終盤は明日の40年国債入札に対する警戒感も高まり上げ幅を縮めた。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,366~368回) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,356回) 落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2022年11月22日)

債券相場は超長期債や先物が弱く、中・長期債は横ばいで推移した。25日の40年国債入札を前に、30年や40年など長めの超長期債を中心に売り圧力がかかった。また、先物市場では明日の祝日を前に、米国では23日にFOMCの議事要旨(11月1,2日分)が発表されるため、これまで利上げペースの鈍化を織り込んで上昇してきた分、高インフレの持続を示す言及を警戒する向きもあったようだ。この日の流動性供給入札(残存期間1年超5年以下)は無難に通過した。

【メモ】
☆流動性供給入札(370回、残存期間1年超5年以下)落札結果
募入最大利回り較差 -0.003%、募入平均利回り較差-0.005%、応札倍率5.39倍(前回3.15倍)。
☆国債買入(固定利回り方式,366~368回) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,356回) 落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2022年11月21日)

債券相場は超長期債が下落。今週25日の40年債入札に向けた警戒感もあり売りが優勢だった。一方、先物は小幅上昇。朝方は米国金利の上昇を受けて安く始まるも、日銀の定例の国債買いオペなどが下支えとなり終盤にかけて強含んだ。
先週からのレンジ149円75銭~23銭内でのもみ合いが続いており、方向感が出にくく需給中心の値動きとの見方。

☆日銀定例買入オペ1-3年4750億円、3-5年4750億円、5-10年5500億円、10-25年2500億円(定例オペ)。応札倍率は、それぞれ2.26、1.98、2.35、1.33倍。
☆国債買入(固定利回り方式,366~368回) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,356、357回) 落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2022年11月18日)

債券相場は下落。米セントルイス連銀総裁が政策金利についてタカ派的見解を示したことで米長期金利が上昇し、国内債もその流れを引き継ぎ売りが優勢だった。また朝方発表された国内消費者物価が40ぶりの高い伸びとなったこと(コアCPIは前年同月比3.6%、1982年2月以来)が、金融政策の修正につながるとの連想から相場の重石になったとの見方もあったようだ。

☆国債買入(固定利回り方式,366~368回) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,356、357回) 落札金額0億円

【来週のスケジュール】
11/21
<国内予定>
日・サウジ・ビジョン2030ビジネスフォーラム / 日銀国債買いオペ(1-3,3-5,5-10,10-25年) / ブルームバーグ日本経済調査(11月) / 首都圏新築分譲マンション(10月)
<海外予定>
【米国】米2年債,5年債入札
【欧州】*****
【その他】中国1年・5年物ローンプライムレート(LPR) / FIFAサッカーW杯2022,カタール)

11/22
<国内予定>
流動性供給入札(残存期間1年超5年以下) / 営業毎旬報告(11月20日現在)
<海外予定>
【米国】米クリーブランド連銀総裁あいさつ(同連銀主催イベント) / 米セントルイス連銀総裁講演 / 7年債入札 /
【欧州】独5年債入札 / OECD経済見通し / ユーロ圏消費者信頼感指数(11月)
【その他】*****

11/23
<国内予定>
祝日(勤労感謝の日)
<海外予定>
【米国】米FOMC議事要旨(11月1,2日両日開催分) / 耐久財受注(10月) / 新築住宅販売件数(10月) / ミシガン大学消費者マインド指数(11月) / S&Pグローバル米製造業・総合・サービス業PMI(11月)
【欧州】独30年債入札 / S&Pグローバル・ユーロ圏製造業・総合・サービス業PMI(11月) / クレディ・スイス,臨時株主総会
【その他】*****

11/24
<国内予定>
auじぶん銀行日本PMI(11月) / 景気動向指数(9月) / 全国百貨店売上高(10月) / 東京地区百貨店売上高(10月) / 工作機械受注(10月) / 月例経済報告(11月)
<海外予定>
【米国】米株式・債券市場休場(感謝祭の祝日)
【欧州】ECB議事要旨(10月会合分) / イタリア2年債入札 / EU,運輸・通信・エネルギー相臨時理事会 / 独IFO企業景況感指数(11月)
【その他】*****

11/25
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / 40年利付国債入札 / 日銀CP買いオペ / 東京CPI(11月) / 企業向けサービス価格指数前年比(10月)
<海外予定>
【米国】米株式・債券市場,短縮取引(米感謝祭翌日の金曜日「ブラックフライデー」)
【欧州】EU外相理事会(貿易) / 独GDP(3Q)
【その他】*****


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会