NYダウは0.12%上昇、日経平均も0.12%と小幅な上昇となった週でした。
日経平均は昨年12/3高値から12/26の安値までの下落幅の半値戻しを達成し、戻り局面に一服感を感じる水準となりました。ひとまずは戻り高値を付けた格好となり、反落に警戒したいところです。
昨年末からの戻り局面で、先行して買い越しに転じていた米系証券会社の先物手口情報は、~1/25の週は売り越しに変化しており、投資部門別売買動向での海外投資家の買い越し転換とは別に警戒が必要です。
今週1/30日本時間早朝にFOMCの結果が発表されます。
FRBのバランスシート縮小により、2018年以降、日米欧中の合算値で見たマネー供給は減少しており、昨年のVIXショックや年末の株安の要因の一つとなっているかと思われますが、今週開催されるFOMCでは、FRBの資産縮小の見直しが報じられています。
FOMCで資産縮小の凍結など出るようであれば、マネー供給は再び増加に転じ、株式などリスク資産の長期上昇相場への開始となりますのでアップサイドリスクへの注意が必要です。
(産経新聞) FRB資産縮小見直しか FOMCで議論と米紙https://www.sankei.com/economy/news/190126/ecn1901260014-n1.html