輸出比率の高い関西企業10選!

技術の進化が早くなり、新たな商品がどんどん出る局面となってきています。今後もイノベーションが発生する速度は速くなると見られます。そのような環境を鑑み、足元業績が伸びているかつ、輸出比率の高い関西の中小企業を10社、ピックアップしてみました。

6246 テクノスマート

本社住所: 大阪市中央区久太郎町2丁目5-28久太郎町恒和ビル2階
上場市場: 東証二部
事業内容: リチウムイオン電池電極製造装置、液晶ディスプレイ用変更膜製造装置、各種フィルム製造装置
海外売上高比率: 72.2%

業績 (8月4日発表 1Q決算)

業績予想

売上の大幅な伸びが見られます。受注高はそれほど伸びていないが、受注残高が前年の55億円から85億円へと増加しているため、業績の一段の伸びが期待されます。一方で、株価は4月から3倍程度の上昇を見せており、よほど大きな上方修正がない限り、100日移動平均線辺りまでの調整がありそうです。

6640 第一精工

本社住所:京都市伏見区桃山町根来12番地4
上場市場:東証1部
事業内容:コネクタ事業、自動車部品事業(電装部品、センサなどの販売)、精密部品事業(HDD機構部品、電子機構部品の製造販売)、金型・生産設備事業(半導体・液晶関連製造装置の製造・販売)
海外売上高比率:64.3%

業績(8月9日発表 上方修正あり)

業績予想

決算短信によるとアンテナ用超小型RF同軸コネクタがPC,スマホ向けに回復したことに加え、IOTデバイス向けを中心に伸長しました。自動車部品は自動車の販売は低迷しているが、同社のセンサへの需要は電気自動車化に向けて堅調に伸びています。半導体ももちろん堅調です。2300-2500円で買ってみたいところです。

6210 東洋機械金属

本社住所: 兵庫県明石市二見町福里523-1
上場市場: 東証1部
事業内容: プラスチック射出成型機、ダイカストマシン及び周辺自動機
海外売上高比率: 65.5%

業績

業績予想

第1四半期の受注高は80.6億円と前期比26.3%増と、当初の売上予想を上回る勢い。PERも10倍程度と安く、現在のレベルでも買いたいところです。

6859 エスペック

本社住所: 大阪市北区天神橋3-5-6
上場市場: 東証1部
事業内容: 環境試験機
海外売上高比率: 42.2%
環境試験機とは、温度や湿度、圧力など様々な環境因子を人工的に再現する装置で、あらゆる工業製品の開発において、活躍する商品です。先端技術に欠かせないもので、イノベーションのスピードが加速している現代に欠かせないといえます。

業績

業績予想

6277 ホソカワミクロン

本社住所: 大阪府枚方市招提田近1丁目9番地
上場市場: 東証1部
業務内容: 粉体関連装置で業界トップ
海外売上高比率: 73.9%
粉体技術: 大体のものは粉体技術の塊と言って過言ではなく、ハイブリット車、スマホにも必要不可欠な技術。

業績

業績予想

3Qの受注高は421億円(前期比+17.8%)、受注残高は266億円(前期比+39.2%)と好調が継続しています。大気汚染防止装置、製品捕集用集塵装置などが好調です。9月決算のため、本決算の発表11月10日が終わってから購入を考えたいところです。

4971 メック

本社住所: 兵庫県尼崎市杭瀬南新町3丁目4番1号
上場市場: 東証1部
業務内容: 電子基板・部品製造用薬品の開発、製造販売及び、機械装置、各種資材の販売
海外売上高比率: 54.6%

業績

業績予想

本社を新たに作るなど、コスト増から保守的な見通しも、電子基板を使う製品の増加と共に、同社の業績は上向きに推移しています。1Qから上方修正も発表しており、今後も上方修正が見込まれます。自動車の電装化は電子基板の高密度化につながるため、同社の薬品への需要は一段と伸びることでしょう。

6637 寺崎電機産業

本社住所: 大阪市平野区加美6丁目13-47
上場市場: ジャスダック
事業内容: 船舶用システム、産業用システム、ブレーカ製品
海外売上高比率: 46.3%

業績

業績予想

船舶用システム製品が国内、海外向けのコンテナ船、バラ積み、LNGなど全般に売り上げが堅調となり、利益が大きく伸びています。受注残は前年比で3億円増加の182億円となっています。

6315 TOWA

本社住所: 京都府京都市南区上鳥羽上調子町5番地
上場市場: 東証1部
事業内容: 半導体後工程製造装置
海外売上高比率: 86.1%

業績

業績予想

6333 帝国電機製作所

本社住所: 兵庫県たつの市新宮町平野60
上場市場: 東証1部
事業内容: ポンプ、電子部品、特殊機器
海外売上高比率: 60.1%

業績

業績予想

国内ではポンプが好調な一方で電子部品は低調、海外は米国が不調も中国が堅調で、業績の伸びにつながりました。受注残高は76億円と前年を8%上回ります。
チャート的には煮詰まってきており、上方修正などがあれば上抜けるも期待できます。

7122 近畿車輛

本社住所: 東大阪市稲田上町2-2-46
上場市場: 東証1部
事業内容: 電車車両の専業。国内はJR。
海外売上高比率: 62.3%
海外事業も国内事業も受注損失大きかったが、今期は回復気味です。受注自体は多いようなので、採算がとれる受注で回復が期待できます。

業績

業績予想

受注残


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