株式市場概況
TOPIX指数は前日比-10.6ポイント(-0.7%)と小幅安となり、終値は1513.55ポイントとなりました。寄付きからギャップダウンで取引が始まり、前引けには前日比変わらず付近まで戻す場面がありましたが、引けにかけては再び売られ、結局安値圏で取引を終えました。
セクター別では不動産、鉱業、金属が強く、輸送用、空運、ガラス土石が下げました。スタイルインデックスでは東証2部が唯一上昇し、TOPIXバリュー、コア30などトランプラリーで選好されたところが売られました。
個別では日立(6501、前日比-54.4円、終値622.3円)は、三菱重工(7011)が南アフリカの資産譲渡をめぐり、日立に7,634億円請求したことが昨日報道され、大きく下落しました。昨年の3月には3,790億と示されていたようです。昨日決算を発表したDeNA(2432、前日比49円、終値2,554円)は通期見通しを昨日示しましたが、悪材料出尽くしで小幅高となりました。昨日上方修正を発表したローツェ(6323、前日比+144円、終値2,345円)は、今期見通しを発表し、売り上げの伸びは抜群だったものの減収見通しだったダブルスコープ(6619、前日比-30円、終値1,819円)は、寄付きは減収に対する失望感から1,715円と大幅安でしたが、その後はじりじりと値を戻す展開となりました。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比-4.83ポイントの1005.86ポイントと下落して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は90(39.5%)、下落銘柄数は130(57.0%)、変わらずは8(3.5%)、売買代金は前日比93億円の970億円と前日比で増加しました。
上昇寄与度上位銘柄はアスカネット(2438、前日比198、終値1,618)、イグニス(3689、前日比710、終値5,900)、ユナイテッド(2497、前日比77、終値2,200)、下落寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比-150、終値4,890)、Gunosy(6047、前日比-92、終値2,150)、そーせいグループ(4565、前日比-90、終値13,160)となりました。売買代金上位銘柄はイグニス、ディー・ディー・エス(3782、前日比20、終値679)、マイネット(3928、前日比25、終値4,140)でした。
マザーズ先物は前日比-9.5ポイントの1001.5ポイントで一日の取引を終えました。出来高は726枚でした。
本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会