債券相場は大幅上昇。長期金利は0.9%台に低下し、1カ月半ぶりの低水準を付けた。米国で景気懸念から長期金利が2月以来の4%割れとなった流れを引き継いだほか、日本株の急落を受けて安全資産としての国債に投資資金が流れた。今はこのリスクオフがどのくらい深刻になるのか見極める状況との見方で、今晩の米国雇用統計次第ではさらに長期金利への低下圧力がかかりそう。米国経済の悪化が深刻化すれば、日銀の追加利上げも難しくなるとの声も聞かれた。なお日銀は減額計画発表後最初の買い入れオペを通知、応札倍率は減額した分、やや高めとなったが、相場への影響は限定的だった。
【メモ】
☆日銀買入オペ1年以下1500億円、1-3年3500億円、3-5年3750億円、5-10年4500億円、
応札倍率は、2.05、2.78、2.51、2.43倍。


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