株式市場概況
TOPIX指数は5.38ポイント(+0.38%)上昇し1428.46ポイントで取引を終えました。上昇銘柄数は1326、下落銘柄数は519、騰落レシオ(25日)は134.16、売買代金概算は2兆7,241億円となりました。セクター別は上昇24、下落9でした。上昇が大きかったのは海運、輸送用機器、ガラス土石、下落が大きかったのは医薬品、保険、食料品でした。
海運はここのところの運賃の上昇が買い材料となっています。保険は寄付こそ高かったものの、その後は決算発表を前に利食い優勢となり、その後決算では東京海上ホールディングスは自社株取得を発表しましたが、上昇しきれず伸び悩む展開となり、その他の決算発表を行った保険会社の株価の反応はいま一つでした。
為替は、昨日未明に行われたイエレン議長の議会証言で、比較的早期に利上げが適切になる可能性が十分にあるとの旨の発言があったため、米国金利とドルがともに上昇しました。日本時間でもドル高の展開は継続し、ドル円は110円60銭まで円安ドル高が進みました。
注目の安倍首相とトランプ次期大統領の会談は、内容は公表されなかったものの、良い雰囲気で行われた模様です。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比-1.99ポイントの918.46ポイントと下落して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は115(51.6%)、下落銘柄数は98(43.9%)、変わらずは10(4.5%)、騰落レシオ(25日)は93.47、売買代金は前日比61億円増の885億円となりました。
下落寄与度上位銘柄はそーせいグループ(前日比-390円、終値15220円)、CYBERDYNE(前日比-24円、終値1500円)、エニグモ(前日比-83円、終値1550円)となり、上昇寄与度上位銘柄はイグニス(前日比860円、終値8990円)、ミクシィ(前日比25円、終値3870円)、メディカル・データ・ビジョン(前日比279円、終値2775円)、売買代金上位はイグニス、そーせいグループ、モブキャスト(前日比69円、終値1066円)となりました。
マザーズ先物は前日比変わらずの911ポイントで一日の取引を終えました。出来高は158枚でした。
筆者休暇のため、11月29日まで休みます。
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