7月の第4週の株式市場は、日経平均は▲3.71%、NYダウは▲0.39%と下落となりました。週初めこそ▲725ドルと大幅下落したNYダウですが、日本市場が祝日の間、7/22(水)~7/23(金)でNYダウは549ドル上昇しており、CME上場の日経平均先物は7/22大引け比で+645円と大幅上昇となっており、週明けの日本市場は連休前と一転、リスクオンムードとなりそうです。
とは言え、前週までの当レポートで述べた通り、オリンピック期間中は極端に値動きが乏しくなる傾向があります。閑散相場で張り切ると思わぬ損失ともなりますので、基本的には余計なポジションを落とし、閉会式まで休むのがよさそうです。あるいは、閉会式のある8/8は8月第二週となっていることから、オプション売りによりセータを稼ぎにいくというアイデアもあります。
7/29にはFOMCが開催れますが、すでにテーパーリングに話は出ており、マーケットに急変動をもたらすサプライズは無いと思われ、イベント通過後には一層のボラティリティ低下が考えられます。したがって、オリンピック期間中のオプション売りが良いかもしれません