12月第1週の株式市場、NYダウ+1.03%、日経平均+0.40%と小幅高になりました。
3月の安値から大幅な上昇を見せた株式市場ですが、12月になり年末を意識したリバランス売りも警戒されます。とはいえ、 12/10に予定されているECB定例理事会は量的緩和の強化が予想されており、引き続き押し目を期待するのは難しい展開となりそうです。
(Bloomberg) ECBの緩和拡大まで6週間、金融機関が予想する措置は
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-11-02/QJ5OX7DWX2PT01
直近10年の12月の日経平均はおおむねプラスマイナス5%のレンジ内での推移となる一方、日経VI指数は0pt~▲4pt程度の下落傾向を示していることから、年末に向けたボラティリティの売りとしてカバード・コールがよさそうです。
また、12/4のNY市場では米国市場での小型株指数であるラッセル2000も大幅に高値を更新しており、
日本のマザーズ市場なども足元騰落レシオの改善もあることから年末へ向けた一段高を期待できそうです。
マザーズ市場騰落レシオ – TRADING FLOOR (kosei.co.jp)