マザーズ市場概況
マザーズ指数は、前日比+1.53ポイントの958.15ポイントで1日の取引を終えました。上昇銘柄数は121(55%)、下落銘柄数は88(40%)、変わらずは11(5%)、マザーズ市場の騰落レシオ(25日)は105.8、売買代金概算は962億円と前日比で33億円の減少となりました。
指数上昇寄与度上位銘柄はエナリス(6079、前日比95円、終値975円)、CYBERDYNE(7779、前日比+16円、終値1,655円)、ミクシィ(2121、前日比+30円、終値3,620円)、下落寄与度上位銘柄はそーせい(4565、前日比-330円、終値17,770円)、オンコセラピー・サイエンス(4564、前日比-16円、終値314円)、サンバイオ(4592、前日比-45円、終値1,535円)、売買代金上位はそーせい、エナリス、オンコセラピー・サイエンスとなりました。
エナリスは特設注意市場銘柄の指定解除後、下落が継続していましたが4日ぶりの反発となりました。その他、バイオ関連銘柄は足元、堅調に推移していたものが多かったため、若干調整の動きが見られました。
マザーズ先物概況
マザーズ指数先物は前日比+5.5ポイントの944.5ポイント、出来高は210枚でした。前日時点の建玉は3,255枚と依然として増加傾向にあります。現物指数は先物上場後何度も上値を抑えられている960ポイントに近づいており、今回は上抜けられるのかに注目が集まります。
株式市場概況
本日のTOPIX指数は前日比+12.48ポイント(+0.94%)の1343.25ポイントと上昇しました。チャート的には、昨年12月以来下回っている200日移動平均に頭を抑えられる形となっており、これを上回れるのかが依然として注目されます。
セクター別では、昨晩行われたOPECの臨時総会で原油の増産が合意されたことから、鉱業が上昇率トップとなりました。振るわなかったのは原油価格が上昇すると、利益が減少する空運です。
OPECの減産決定は予想外だっただけに、原油価格も5%以上の上昇となりました。しかし、どの国がどの程度減産するなどは11月に決められるようで依然として不透明な部分はあります。また過去の減産合意後、原油価格が上昇したという傾向もないため、一先ずショートカバーが終わった後どのような動きが見られるかを注視したいところです。
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