債券相場は上昇。前日に米長期金利が低下した流れを引き継ぎ、朝方より買いが先行した。足元で弱い動きをしていた中期債も昨日の2年債入札を無難に通過し、目先、底打ち感が出たことで、先物の売り圧力も弱まった。また日銀が長期、超長期ゾーン対象に実施した買いオペで購入額を据え置いたことで買い圧力が一段と強まり、新発10年債利回りも再びマイナス圏に沈んだ。
【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1年以下500憶円、5-10年3500憶円、10-25年1000憶円、25年超300憶円(金額据え置き)。応札倍率は、2.37倍、2.19倍、3.16倍、3.96倍。