債券相場は先物が小幅高。日銀が昨日発表した6月の国債買い入れオペ方針でオファー内容を据え置いたことや、前日の米国債市場の休場もあり、目先の手掛かり材料にかけ、取引は低調だった。日本相互証券の業者間取引で現物カレント債が30年債を除いて、取引不成立(2年、5年、10年、20年債)となった。
月別: 6月 2021
JGBトレーディングフロア(2021年5月31日)
債券相場は上昇。先物が先週の夜間取引で堅調に推移した流れから買いが先行したあとは、もみ合いに終始した。この日の2年債入札も無難に通過し市場への影響も限定的。今晩の米国市場が休場であることや午後5時に公表される国債買い入れオペの月間予定を控えて様子見姿勢が強かったようだ。その買い入れオペの月間予定は、金額、回数ともに変更は行われなかった。
【メモ】
☆2年債入札(425回,CPN 0.005%)落札結果
最低落札価格100円25銭0厘(-0.1240%)、平均落札価格100円26銭2厘(-0.125%)、応札倍率3.97倍(前回4.49倍)。(事前予想中央値100円26銭)