債券市場では超長期債が上昇。この日の30年債入札を無難に通過し、水準感からも超長期ゾーンに対する投資家の需要を確認した形となった。一方で中長期債は、手掛かり材料に欠けほぼ横ばいとなった。
【メモ】
☆30年債入札(68回リオープン,CPN0.6%)落札結果
最低落札価格98円75銭(0.650%)、平均落札価格98円80銭(0.648%)、応札倍率3.49倍(前回3.70倍)。(事前予想中央値98円70銭)
債券市場では超長期債が上昇。この日の30年債入札を無難に通過し、水準感からも超長期ゾーンに対する投資家の需要を確認した形となった。一方で中長期債は、手掛かり材料に欠けほぼ横ばいとなった。
【メモ】
☆30年債入札(68回リオープン,CPN0.6%)落札結果
最低落札価格98円75銭(0.650%)、平均落札価格98円80銭(0.648%)、応札倍率3.49倍(前回3.70倍)。(事前予想中央値98円70銭)
債券市場では長期金利が小幅上昇した。前日の米国債が、新型コロナワクチンの開発・普及に対する期待感を背景にしたリスクオンムードから下落し、国内債もそれに連れる形となった。あすの30年債入札を控えた調整などが上値を抑える一方で、押し目では買いを入れる投資家の動きもあり、下げ幅も限られた。
【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1年以下1500憶円、1-3年5000憶円、3-5年4200憶円(金額据え置き)。応札倍率はそれぞれ2.01、2.55、2.82倍。
☆日銀雨宮副総裁講演要旨(秋田金融経済懇談会オンライン形式 ブルームバーグ引用)
「引き続き、3つの柱で金融緩和措置をしっかり実施」「緩和的な金融環境維持、経済下支えに最も適切」「現在の強力な金融緩和、効果を発揮している」「感染症の影響注視し、必要なら躊躇なく追加緩和緩和」「環境維持、物価安定目標の実現につながる」「当面、企業金融へのストレスはかかり続ける」
債券市場では中長期債が上昇。10年債入札が無難な結果だったことで長期ゾーンを中心に買い安心感が広がった。もとより入札前の午前の取引でも需要の強さが確認されるなど、この日は海外勢を含めて中長期債への投資が活発化している様子だった。一方、30年債は3日の30年債入札を前にした調整売りで軟調となった。
【メモ】
☆10年債入札(360回リオープン,CPN0.1%)落札結果
最低落札価格100円77銭(0.021%)、平均落札価格100円79銭(0.019%)、応札倍率3.42倍(前回4.13倍)。(事前予想中央値100円76銭)